
reina
@dawn_39
2026年6月27日
あなたが言わなかったこと
若松英輔
読み終わった
1月にたらば書房で買った本。とっても良かった...!
迷路にいる気分になったとき、何かと比べて焦ったり心が落ち着かない時に、何回でも読み直したい🕊️
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だが人生を生き直したいなら
心の奥にある むかしの人がたましいと呼んだものを目覚めさせなくてはならない
そのとき人は自分と誰かを比べるのを止める
私は真のわたしになる道をひとり歩む
一個の行者であることを想い出す
見つめよ 黄金の意味を おのれのうちに
黄金の針はどこにも売っていない。
人はそれを自らの内において磨き上げなくてはならない。
針のもとになる黄金とは私たちの魂の異名である。魂のない人などいない。魂から針を生むのは労苦であり悲しみである。人は誰も気が付かないうちに黄金の針を生んでいる。しかし、それを用いて言葉を書こうとはしない。
書くことによってこそ、己れを見出しうるという書くことの秘義を忘れているからである。
人は探しているものを見つける。これが厳粛な人生の掟である。どう探すかではなく、何を探すかが人生を決定する、というのである。
一度も海にふれることのないままでも人は、海に「ついて」知ることはできるだろう。
しかし、何か「を」知る地平に立ちたいと願うならそうはいかない。人はそのことを全身で生きてみなくてはならない。
どう生きるのかという計画よりも生きていることが意味だという生のことわりを
思っていたことを書くのではなく、書くことで自分が何をおもっていたのかを知るのである。
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