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reina
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@dawn_39
子供の頃から本好きの30代。 2025年1月から読了した本の記録用📚2025年以前の記録はブクログにて。
  • 2025年8月3日
    つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫 よ 18-1)
    この街の住人になってみたいと思える物語は今のところ吉田篤弘さんの本しかない。(ハリーポッターもそうかも...) 大切な本は他にもあるけど、そう思うのはきっと、吉田篤弘さんの物語は街全体、街の住人たちを含めた物語をかいているからなのかなと思った🍊 ・世界を知るほど、オノレが愛おしくなりましたよ。で、なんとかオノレをオノレのまま逃してやれないものかと ・でも親父、よく言ってました。もし、電車に乗り遅れて、ひとり駅に取り残されたとしても、まぁ、あわてるなと。 黙って待っていれば、次の電車の一番乗りになれるからって
  • 2025年8月3日
    おやすみ、東京
    小説を読む時はいつも、結末や行く末が気になって早く読み終えたい!ってなるけど、 吉田篤弘さんの本は毎回、読み終わるのが少しさみしい、常にあと数ページ残っていたら良いのにと思わせてくれる🐦‍⬛ ・たぶん彼は圧力鍋やシルクハットや一輪車と無縁に生きてきた。びわだって、食べたことがあるかどうかも怪しい。 でも、もしかすると、人はひとつのことを極めると、そこからあらゆるものにつながっていくのかもしれない ・後悔って、うまくいく前提で云う言葉だけど、そんなのあり得なくない?大体、うまくいかない方が多いんだし。 あっちの道へ行ったら行ったで、何かしらうまくいかなかったと思うのよ。だから、後悔のしようもないし
  • 2025年7月26日
    なにごともなく、晴天。
    何か大きな事件や出来事が起こるわけではない、ささやかに暮らしている人たちの物語なんだけど、どうしてこんなに温かく、胸がきゅっとして泣けてくるんだろう。 (何回も書いてるけど吉田篤弘さんの本に出会えてよかった) そして彼の本はあとがきもとても良いんだと改めて思った🕊️ ・いい?人生は楽しんだ方が勝ちなのよ。眠いなんて言ってないで、よおく見といた方がいいよ。世の中のいろんなものをね ・人は誰でも、人に言えないこと、言わないこと、言わずにいることがあります。秘密と呼ぶにはちょっと大げさかもしれないことから、自分の人生はもちろん、他人の人生まで左右するような大がかりな極秘事項まで。 そして、そのうちのいくつかは、そのまま誰にも知られることなく過ぎた方がいいと思われるものです ・でも、自分で言ってるうちに自然とそうなっていくもんじゃない? 言わなきゃ、誰も言ってくれないし。みんな自分でそう決めて、自分からなっていくんじゃない? ・仮に世の中がなにごともなく平穏で、皆が晴れ晴れとした日々を送っていたとしても、それは表面的なことであって、誰もが胸のうちに悲しみや痛みや不安を抱えている。悲しみをひとつも持っていない人などいるはずがないー ・しかし、物語はどれほどつづきを書いても終わりは来ないのだと、今回のエピローグを書いて、あらためて思い知らされました。 いえ、終わりが来ないことが、いつでも物語の希望なのだと確認した次第です
  • 2025年7月21日
    じぶん時間を生きる TRANSITION
    するっと読めたけど、あまり具体的なことが書かれてなかった印象。 でも週休3日なら実現できる、と書かれていて、最近ずっと考えていた週休3日は必ず実現させたいと思い直した📝 そして副業や仕事に関して考える時間を1週間の中でブロックする、ことも意識しよう ・この時代に、人間が鍛えるべき能力は何か。それは、自分の心身で感じ、自分の好きに忠実に遊び、やりたいことをイメージして、そのワクワクすることをやろうと自己決定する力ではないかと思う
  • 2025年7月20日
    やがて訪れる春のために
    一万円選書のうちの一冊💐 自分にできることしか結局できない、では自分にできることは? 他人を見るのではなく自分にできることを探し、実行するのはとても難しいと思うけど、やっぱり私の今の課題は自分になることなんだと思う🐋 ・私はまちがいなく、この家でハルの世話になった。それなのにこの家を出てからは、まったくと言っていいほど、この家やハルのことを気にかけなかった。そういう生き方が、今の自分をもたらしたような気がした。老いていく者の気持ちなど、わかろうとしなかった ・今の私には、今の私にできることしかできない。そう、思い至ったのだ。 なにもおおきなことではなく、できることをやればいい。なんのためにとか、そんなことはこだわらなくてもいい。むずかしく考える必要はない。自分がやりたいことを、自分のやり方で、できる範囲でやればいいのだ
  • 2025年7月13日
    月とコーヒー デミタス
    私の人生の中で、この人の本に出会えて本当によかった...!そのくらい吉田篤弘さんの本が好き🕊️ ほんとうに、なんて優しい物語を描く人なのだろう。 ・大人たちの意見はさまざまで、そう簡単にあきらめるなと言う人と、引きぎわが肝心なんだと言う人がいました。 でも、彼は最初から分かっていたのです。自分は空を飛ぶのにふさわしい者ではない、と ・もし、うまくいかなくても泣くことはない。お前はすぐに泣くからな。挫折はいいものだ。 葛藤や迷いが人を成長させるのだから (いつか、自分もこの言葉を誰かに手渡したい)それが、彼にとって生きて行く意味でした。 ・そうしたルーティンを、そんなふうにじっくりゆっくりおこなってみると、さて、これまでの自分はなぜあんなに性急であったのか分からなくなりました。 何を急いでいたのでしょう?いったい、何のために急いでいたのか? 大きな発見でした。カノンは自分の人生が何もかもうまくいっていないと思っていたのです。 しかしその理由は、もしかすると、何もかもを性急に粗雑にこなしていたからではないかと気づきました。 すべてをゆっくりおこなうようつとめました。ゆっくりおこなうことで、自分の扱うあらゆる事象が豊かないろどりを隠し持っていることを知ったのです。そこにこそ、世界がありました。 (そうか、わたしはわたしの人生において主役なんだ)じつに当たり前なことに、はじめて思い至りました。 ・完璧である必要はない。料理の味だって、毎日変わってもいいのだ。むしろ、変わった方がいいんじゃない? 世界がいま、カノンに笑いかけていました。
  • 2025年7月6日
    行動する人に世界は優しい
    一万円選書のうちの一冊。 ・改善を歯磨きのように習慣化して、成果はおまけだと考えるようにすると長く続けられる。 逆に、周りと比較して優劣を気にし始めると、軸が自分ではなく他人に切り替わるので途端に続かなくなる
  • 2025年7月6日
    晴れた日にかなしみの一つ
    一万円選書のうちの一冊。 本の良いところの一つは、自分が生きてる間に関わらない、知らないであろう人たちの人生も垣間見ることができることだとおもう。 他人と比較するわけではないけど、自分の周りの環境への感謝は忘れないようにしたい、 ・「そんなんで、よくいままで生きてこれたな」と営業部長にいわれた。自分の命は自分にとって唯一無二のものなので、そこにズカズカと入り込んで干渉するのは少し無礼なことだ。周りがどんなにいおうが、私の命まで責任を持ってくれるわけではない。 ・大切なのは問題を解決することではなく、自分の問題をつかむことなのだ。問いの形はこうだ。 「自分を道端にころがっている小石のようだと感じたとき、人はどうやって自分を支えるのか」
  • 2025年6月29日
    おとなになるってどんなこと?
    再読。この本も定期的に読み返すべき一冊。 他人と比較しても仕方がないし、自分を極める、ことが大事なんだとおもう🕊️ ・大人になんかならなくっていい、ただ自分になっていってください ・正しく行動すれば、胸のつかえはなくなる、そう感じました ・自分がつまらないと思ったら、それはもうしかたがない、つまらないんだから。 そしてその代わり、自分がわくわくするようなものだったら、寝ないででも学ぶべき。 それから自分の将来にとって必要な勉強だったら、自分で面白く学べるように工夫しなくてはいけないのだと ・ではなにをするために人は生まれてきたかというと、私は、それぞれが自分を極めるためだと思っています。 人がその人を極めると、なぜか必ず他の人の役に立つようになっています
  • 2025年6月28日
    そういうゲーム
    そういうゲーム
    いわた書店の1万円選書1冊目。読み返したい本の一つになりました🕊️ いそがず、でも少しずつ、人生をかけて自分になっていける環境、場所をつくっていきたい。 ・自分を傷つける人からどこまでとおくにいけるか。そこそこいごこちのいいばしょをみつけることがつくることができるかどうか。 そういうゲーム。 ・今、自分はしあわせなのか。自分のことが、あの人のことが好きなのか。今すぐ知って安心したいいくつかのことがらを、保留にしておけるか。 答えを急がずにいられるか。 そういうゲーム。 ・大失敗しても、しにそうなめにあっても、あらゆるものがこわれてしまっても、大好きな人がいなくなっても、ひとりぼっちでも、自分がきらいでも、意外とどうにかなる。 そういうゲーム。 ・生きている間に、自分にピッタリの石を見つけることができたらかち。 そういうゲーム。
  • 2025年6月28日
    絵の内と外 谷川俊太郎の世界を描く
    飯島誠先生の個展で販売されていたので購入。 谷川俊太郎さんの詩の中で特に好きな朝のリレーが入っていて、他にも読んだことのない詩も読めてよかった ・わたしはともだちにうそをつくけど おとなってじぶんにうそをつくのね わたしはからだがちいさいけど おとなってこころがちいさいのね
  • 2025年6月22日
    ないもの、あります
    ないもの、あります
    星新一好きのわたしとしては、皮肉やユーモアに富んでいて最高に面白かった〜!!! 他人の矛盾をぐさりとつかないように、自分も矛盾だらけということを胸に刻んで生きようと思った... ・もちろん、そこには愛もあれば憎もあり、耐えられないほどの辛い評価が聞こえてくることもしばしばあります。 それに、しっかりと耳を傾けること。すなわち、すべてを聞き入れること。 これを称して、すなわち地獄耳というのであります ・愛したり愛されたりしたいし、世界を敵にまわす勇気もない。しかしこの矛盾というやつを、どうしても認めたくない。 かようなる贅沢を味わいたい方のために御用意いたしましたのが、この一本槍であります。 槍です。凶器です。人を傷つける恐れがあります。 そればかりか、自分の心をも狭くしてしまう恐れがあります。 「それでもいい。矛盾は嫌い。かたくなに頑固一徹を通したい」 その思いこみ、、いや、心意気は貴重です。 この一本槍で、ああでもないこうでもないと言っている自分を、ズブリとばかりにやってしまいましょう。 (当然ながら、他人の矛盾や命も貫いたりしないよう。)
  • 2025年6月15日
    屋根裏のチェリー
    吉田篤弘さんの描く人たちは優しくて、彼らの世界の中で生活をしてみたくなる🍒 ・どんなに辛いことやきついことであっても、そこから少しでも楽しみや喜びのようなものを見つけ出すことー歳をとるというのは、そうした術を身につけていくことだった。 というか、そんなふうに考えるようになるのが、つまりは歳をとるということなのだ。 ・若い頃はー自分をまだ若いと思っていたときはー未練がましい振る舞いはなるべく避けていた。 でも、ときには未練が過去ではなく未来へ向けて自分を動かすきっかけになると、いつからか気づいていた。若者ではなくなった者の特権だってあるのだ。
  • 2025年5月25日
    いのちの車窓から 2
    小説ばかり読んでた私がエッセイを読むようになったのは、間違いなく星野源の本がきっかけ。 肩肘張らずにフラットに書かれている感じがして読みやすく、読みながら自分の心を見つめている気持ちになってくる、そんな本。 ・切羽詰まると、出口がないと感じる。しかしそれはないのではなく、見えないだけで、どんな状況でも、どんな場合でも、絶対に出口はある。 プライドが傷ついたり、周りに迷惑がかかったり、自分や社会が設定したルールを破ることになるかもしれないが、その出口や逃げ道は自分の視野狭窄のせいで見えないだけで、必ず近くに存在している。
  • 2025年5月6日
    流星シネマ
    流星シネマ
    心を落ち着かせたいとき、ホッとしたい時は吉田篤弘さんの本が一番🐋 ・人生の四つの季節は否応なく冬に向かっているけれど、こうして小さな(もういちど)は何度でも繰り返される。何度でも再生して、何度でもやり直せる ・でも、いまここに未完成なものがあるということは、目標に向かって手を休めない限り、いつか完成する日が来ることを意味していた ・あのね、手を動かして始めないことには、未来は生まれてこないみたいなの
  • 2025年4月5日
    世界でいちばん幸せな屋上
    吉田篤弘さんの物語は彼しかつくりだせないと思う、温かくて不思議で、でもどこかにその世界があるんじゃないかと思わせてくれるような。 ・分からないなら考えればいい。そう鳥は思いなおしたのだ ・間違ったっていいじゃない。なぁんにも間違えないで生きていくことなんて無理なのよ。 大体、なぁんにも間違いなく生きてきたなんて思い込んでいる大人に限って、ろくな人がいないの
  • 2025年3月28日
    その本はまだルリユールされていない
    ルリユール、もう一度綴じ直す。 〜し直す、という言葉は、人生を肯定してくれる気がする。 使い古して汚れていても、綴じなおして存在させ続ける技術、なんて素敵だろう。
  • 2025年3月21日
    さみしい夜のページをめくれ
    ・本に書かれたことばを頼りに自分を知っていく。自分という深い森のなかを、探検していく ・ただの師匠や先生を選んでいるんじゃない、自分の人生を選んでいるのである ・勉強の本質は自分を耕すことにある(カルチベート) ただ本を選んでる/先生を選んでいるんじゃなくて、自分の人生を選んでる、という言葉になんだか嬉しくなった🐋📚 こういう生き方をしたいという私の価値観は本からつくられたものだと思ってる。 でもきっと自分で選んでることなんだ、と。
  • 2025年3月17日
    自分をいかして生きる
    ・学習とは、体験を一度抽象化して、他の物事にも適用できるようになること ・人は「より生きている」という実感に喜びを覚える。人が「より生きている」ようになることを助ける働きがいい仕事なのではないか ・ただし、仕事はその感覚を得やすい媒体のひとつである、というだけで、仕事の中で喜びを見出すべき、とか働くべきだとかに固執しない方が良い
  • 2025年3月16日
    ひきなみ (角川文庫)
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