
和月
@wanotsuki
2026年9月13日
魔女の館の殺人
三日市零
読み終わった
書店の新刊棚に続編があるのを見かけて、気になって手に取った本。
リアル脱出ゲームの空間で起こる殺人事件を主人公達が力を合わせて解き明かすバディもの。
脱出ゲームが実際の事件によってクローズドサークル化するのが面白い。
本筋の推理と共に、ゲーム上の謎解きも登場する。正直、謎解きクラスタではないので難しくない?と思う箇所もあるけど、登場人物達がしっかり解いてくれる&巻末に解答がついているので、安心して読み進めることが出来る。
物語の探偵役を担う主人公達も、それぞれ特徴があって面白い。一見ホームズとワトソンのような関係性だが、互いに役割を持って真相に迫っていく姿が読んでいて楽しい。何より、極限状態の中で信頼出来る相方がいることの頼もしさをひしひしと感じる。
また、理人の特徴は読者が状況を振り返ることにも一役かっていて、ミステリ初心者に易しい設定だと感じた。
犯人については登場頻度が高く怪しい、台詞が少なくて何か隠してる?等メタ読みしてしまいがちだったが、疑惑を裏切られる形の展開で面白かった!ミステリジャンルに対して造詣が深い訳では無いが、謎解きに破綻も無く説得力ある真相だったと思う。
理人と詩文のコンビが個人的にかなり好きだったので、次回の孤島クローズドサークルものも楽しみ!



