
り
@rior1038
2026年9月13日
残火
辻堂ゆめ
読み終わった
読んでいる間、胸が苦しかった。
被害者遺族と加害者家族、同じのこされた家族でもここには明確に線引きがある。
被害者遺族はもちろん悲しむ権利があって、でも加害者家族は?家族がその場にいないのは一緒でも、殺した側と殺された側で悲しめる方と追われる方がある。苦しい。湊川潤は、どれだけ苦しい思いをかかえてきたのだろう。だからといって、事件を起こしていいわけではないけど。
本当に真相もねらいも分からなくて、どんどん読み進めてしまった。
終盤の真相にはほんとうにびっくりした。
そしてわたしは、救われないと思った。
こんなにしんどい真相あっていいのか。
でも、湊川潤のいう「善意」には、少し分かるところもある。自分と同じ苦しみを味わせたくない。そのためには、
それを善意と呼んでいいのかは分からないけど、確かに一瞬の、何があったか分からないくらいの苦しみだったのかもしれない。単純な復讐かと思ったけど、そうではない。
「トリカゴ」も好きだった。
その森垣さんと羽山さんがまた真相に導いてくれるところもすごくよかった!
