
くにっち
@kuni
2026年9月13日
読み終わった
ロシア革命からウクライナ戦争まで、激動を極めたロシアの百年余の歴史を、アネクドート(小話)でたどった「通史」。
アネクドートはソビエト教育を受けた者の共通言語であり口承文芸。簡潔で内容があり、検閲を経ないため、民衆の自由な精神生活の発露になったとのこと。
現代のフォークロアとも呼ばれ、かつて旧共産圏の政治ジョークには、「部分的な真理が必ず込められている」という格言もあったと。
日本人にはピンと来ないものも多いそうですが、個人的にぷっと吹き出してしまったものをひとつ。
スターリン時代のものです。
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満員のバスで立っていた老婦人は、席が空いて座りながら、「神に感謝します」とつぶやいた。
これを見ていた共産党員が老婦人に言った。
「同志、ソ連は無神論の国だ。あなたは『同志スターリンに栄光あれ』と言わなければならない。」
老婦人が反論した。
「では、同志スターリンが死んだら、私たちはどう言うの?」
「その時は、『神に感謝します』でいい」