
かのこ
@ta_kanoko
2026年9月14日

夜行観覧車
湊かなえ
読み終わった
メルヘンチックな表紙とタイトルだなと思って、この本を手にとった。
ところが内容はそれとは裏腹にドロドロ。
高級住宅街内が物語の舞台。
どの区画にいつから住んでるかとか、
子供達の通う学校・親の職業等のステータスとか、
【格差】が絡み合った世界観。
国内一大きな観覧車が建ったら、
そんな【格差】も
「民家の灯りが綺麗だね」で済むのに。
そういう意味のタイトルらしい。
ランクの上下に翻弄されながら、
そこで生活をしなければならない人達、
特に自分で住む場所を選べない子ども達がただただ哀れだった。
ところで、
湊かなえ作品に登場する「毒な母親」が
どいつもこいつも毒毒しくて
毎回腹が立つ。
細やかな描写が本当に天晴れだと思う。