
くま
@kuma1211
2026年9月14日

虚空の旅人
上橋菜穂子,
佐竹美保
読み終わった
皇太子と個人との狭間。虚空を飛ぶハヤブサと新たなる皇国への夢。
皇太子として、ひとりのチャグムとして煩悶するチャグム(p267-)、駒としてみていた兵士の死を目の前にするチャグム(p307)、決意の言葉(p356-)
正反対とも言えるタルサン王子の姿を見て自分を客観的に捉えていくチャグムの姿と、タルサンとの友情が素敵。バルサたちの存在が心の中に強く残りつつも、一人の皇太子として虚空を飛んでいく決意に胸を打たれる。