
昼寝ねこ
@hiruneko
2026年9月15日

鳥人王
額賀澪
読書メモ
感想
『タスキメシ』の額賀澪さんの今回の作品は日本ではマイナースポーツの棒高跳び。日本記録に挑むイケメン大学生・犬飼優正と、様々なスポーツにガチで挑む人気TV番組の売れない芸人・御子柴陸。競技レベルは違えど、それぞれの人生を賭けた闘いから目が離せない。更に軽薄すぎるTV番組プロデューサーや国産ポール開発を手掛ける大学の女性研究者の存在が物語に彩りを添える。この2人に限らず脇役がみんな個性豊かで実にイイ味だ。そしてラストの少年ジャンプ的スポコン展開にマジで胸が躍る。最後の「赤いキツネ」と「緑のタヌキ」には笑った。
小説の中で国産ポール開発に挑む大学研究者は実際にモデルがいらっしゃるようだ。現代の棒高跳びポールがつい最近まで国産がなかったのは知らなかった。





