
きらた
@kirata
2026年9月16日
ゴーストハント6 海からくるもの
小野不由美
読み終わった
かつて読んだ
再読
ホラー
悪霊シリーズとして読んでいた作品の改訂版?復刊?を読んでるので再読気分の初読って感じでしょうか
(角川文庫版は初めて読んでます)
能登にある老舗高級料亭を営む吉見家では、代替わりの度に多くの死者を出していた
祖父が死んだ今回、幼子の背中に不吉な文字が現れる
その文字は幼女に向けた悪意ある戒名──
吉見家には呪いや祟りなどと言った話は伝わっていない
けれど前回、前々回の代替わりの時も、家族親族だけでなく、お祓い等を依頼した霊能者に至るまで死者が出ている
その理由は分からず、ただ“代替わりで死人が多数出る”との事だけが伝わっているらしい
吉見家の過去、住む土地等、原因になりそうなものを探る中、吉見家の1人に憑いていた“何か”がナルに憑依してしまう
リンは憑依した“何か”がナルの力を使うのを防ぐ為、ナルを眠らせ禁呪をかけると宣言
そして、ナル自体の安全を守る為にも、リンの持つ式を全て投入しなければならないと言い、リン自身の行動も制限されると告げた
ナルの憑依を解く為には、憑依したものが何なのか知る必要がある
──そう、吉見家の怪異の根源を知らねばならないのだ
しかも今回はそれをナル抜きでやらなくてはならない
SPR最大の危機が一行に襲いかかる
多数の人名(故人含む)、事象、土地の因縁等々
今作では様々な物事が絡み合い複雑な様相を呈しているのだが、ナルが不在(眠っている)故に数多の情報を丁寧に紐解いて行く流れになっているのが、構成や設定の妙と言うものなのだろう
(ナルがいるとポポポンと進んでしまうし、説明等もざっくりで済んでしまうから)
(それにしてもこの情報量をティーンズ向け小説でニュートラルな視点でわかりやすく書いていた小野不由美って凄すぎですよね)
因みに、今作の雰囲気はどことなく『残穢』への萌芽を感じるような気も‥(また適当に言ってるよ私)
5は、人の妄執が齎す怖さを突き詰めた話で、6は恐れ(畏れ)との形で‥‥!!!🤐(ネタバレせずに書ける文体や単語が見当たらない)
前作までもなるほどねーと語って(?)ましたが、5と6でも対比?比較?しあってるのだなぁと気付きました
今回の相手(原因)を考えると、綾子の能力開示&活躍の場がこの回で行われたのは必定だったのかも知れないと私なんかは納得しましたが、何でもかんでもこじつけて考えてる可能性もありますので‥ _(:3 」∠)_
海からくるもの、ここにいるもの、同じような立場だけど似て非なるものって感じで(うまくいえない)
えー‥言いたいことを書こうとするとネタバレに触れちゃう私、馬鹿すぎない?(っω<。)…ゴメーン
さておき
漸く活躍した綾子の凄さも見所ですが、ぼーさんのカッコ良さが炸裂しているのも今回の大きな見所
ぼーさんだけでなく、ジョンも安原さんも男前度がマシマシで、ホントこいつら良い人過ぎる‥ヨヨヨヨ(腰砕け←アッ)
ホントSPRは協力者に恵まれすぎてるな!と感動出来た話でした
怖さと静謐な空気を感じた作品でしたが、守れなかった悲しみもあった作品
リンさんもいっぱい喋ってくれましたが、次作でいよいよ最終巻
1巻を読み始めた時は「1話ごとの展開は全然覚えてないな」と記憶力のなさに驚いてましたが、5巻以降は話の流れや事件の解決まで丸覚えしてました
どんだけ好きで、どんだけ印象深かったのか‥
でも一応言っておきますね
わたし、ホラー苦手ですから!!←マジで
そんなやつをも魅了させたこのシリーズってホント凄いんだなぁ(私の語彙力のなさが悔しい)
