
いち。
@tokisakananao307
2026年9月11日

レプリカだって、恋をする。(1)
raemz,
榛名丼
読み終わった
「自分しかない何かを、持ち合わせている人はほとんどいないのだろう。人間だろうと。レプリカだろうと」
私は愛川素直のレプリカだ。オリジナルの身代わりとして働くことが唯一の使命、そう思っていたーー。彼と出会い、理由もなく惹かれ、変わらないものを変えようと努力した。オリジナルじゃない、私の中にある、らしさを感じてもらうために、今日も私らしさを取り戻すように、髪型をハーフアップにした。
本物と偽物、瓜二つだとしても異端なのは確実に後者だと捉えられるが、どちらにも人生があるはずで、そこには自由意思が存在していいはずだ。オリジナルをもとに作られたレプリカというものがもしあったなら、心も身体も空っぽなんだと、私たちが勝手に思い込むのは軽率かもしれない。
