阿部義彦 "未来マニア──エレクトロニッ..." 2026年9月16日

阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年9月16日
未来マニア──エレクトロニック・ミュージック・ガイド
著者は英国の私より二歳下の音楽ライターで、多分似た様なリスナー履歴だろうに、テクノ、エレクトロニカ、だけで無く、ポストパンク、ドラムンベース(ジャングル)、EDM、ダブ、インダストリアル、クラウト・ロック、ガバ、等などかなり広い範囲を論じてます。何より評価したいのは、【1970年代のアナログ・シンセの神々】として エレクトロニカの歴史からほぼ抹殺されている、シンセサイザー・ミュージックのフロンティアとして、冨田勲、タンジェリン・ドリーム、クラウス・シュルツ、ジャン=ミッシェル・ジャール(これは仏)や、アシュラ等のクラウト・ロックについて大きく触れている事です。特にこの時期のタンジェリン・ドリームは後期のプログレッシブ・ロック寄りの音と違い、ほぼリズムを刻むドラム無しで、モジュラーシンセが、揺蕩う、夢見るサウンドで、私も大好物です。ドイツはクラフトワークだけでは無いのだ!他にもYMOとテクノ・ポップについて、かなり詳しく書いてたり、【IDM:ボーズ・オブ・カナダ】として、BoCについて丸々1章を割いて評論してるのも、良かった。ミニマル・ミュージック、デトロイト・テクノ、そしてもちろんアンビエントまで、プログレ沼だけでも充分ハマってるのに、その上エレクトロ沼にもハマり、また欲しいCDが増えまくりです。
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