えーけ〜 "ギャルにひかれて寺マルシェ" 2026年9月17日

ギャルにひかれて寺マルシェ
読み終わった〜!やっぱり宮島未奈先生の作品はスラスラ読める気がする。なんか「馴染みある」っていうか、なんというか。 今回の中心人物(成瀬枠?)の真実子はその見た目と役職のギャップがすごい惹きつけられる。「まみたん法話」も実際に30分フルで聴いてみたいくらいいいこと言ってるし、老若男女から人気なのも「流石未奈先生の小説!」って感じがする。 一方、ここからは凄く個人的な感想にはなるが、共有させていただきたい。 今回の中心人物(成瀬枠?)である片倉真実子はギャルでありながら僧である「ギャル僧」なのだが、見た目以外の意外性はあまりなく、「普通に良い子」って感じの人物で、成瀬や鏡原さん、安以加のような「謎」要素が少なかったように思う。これは英介や光司と真実子が元から地元の友人であり、会う前から見た目以外の内面性は最初から既知のものであり、その実態も彼等の認識からかけ離れた部分はあまりなかったからだと個人的には思う。そのため、「この人はどういう人なんだろう?」という疑問が特に生まれず、今までの作品の中心人物と同じような視点で見るとちょっと物足りなさを感じたのだろう。また、想定する読者年齢層が「大人の青春小説!」という帯のコピーや英介や光司をはじめとする主要人物の年齢が30代であること、物語のテーマが、「タイムカプセル」や「店を経営すること」なども現在20歳の私からしたら少し馴染みのない、もう少し歳を重ねた後にあるイベントを中心に扱っているような気がしたのも違和感を感じている理由の1つだと考えられる。 しかしながら、最後の今までの要素を全部回収する物語の締め方はとても宮島ワールドが炸裂してる感じがして個人的に凄くいいなと思った。扱われているテーマや想定されている年齢を考えると、5〜10年後に再び読んでみると感想が変わりそうだなと思うので、数年後にまた読み返してみようと思う。 宮島未奈先生、素敵な読書体験をありがとうございます。
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