
えい
@shibamoti
2026年9月16日

かこさとしの食べごと大発見 1
加古里子
読み終わった
絵本
@ 自宅
まさにタイトル通り、日本人に馴染み深いたべものの絵本。
子ども向けの絵本というには内容がかなり細密で、1993年というかなり昔に出た本だとしても硬派で古風な言い回しもある。
ただ、それだけ非常にしっかりコメやミソに注目した本でもあり、料理の種類をなぞるだけではなく来歴や調理方法まで事細か。
情報量が多く、力も気持ちも入っていることが伝わってくるようだ。
あとがきの「食事は未来への願い」という言葉、その内容には作者の強い思いを感じ、心に残った。
食べ物に感謝し、素材をよく知りたい気持ちが強まるような、熱い絵本だ。
作者の経歴が添えられているのを見て、「え?このかこさとしさん、そのかこさとしさんだよな?」と驚いたのだが、東大の理系卒(しかも博士号あり)の、バリバリの理系の方なのだそう。
絵本作家として有名な人だけに意外に思える経歴だったのだが、色んな分野の人が子どもの読める絵本に携わっているというのはとてもありがたい環境だなと感じた。