

えい
@shibamoti
なんでも読むタイプの備忘録。
絵本、エッセイ、マンガ、食べ物、小説少し。
感想は簡易な自分の主観メモ。
- 2026年4月29日
- 2026年4月29日
喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束ターシャ・テューダー,食野雅子読み終わった絵本@ 自宅作者の心に響いた言葉を、作者のイラストともに辿る絵本。 シェイクスピアなど聞いたことがある言葉もあればそうでないものもある。前向きに頑張れ!というような押しつけがましさはなく、淡々と綴られているのが良い。 それにしてもやはりターシャ・テューダーはとてつもなく絵が上手い。観察力と練習の賜物なのだろうけど、人間や彼女の愛するコーギはもちろん、植物や動物、風景まで非常に美しく、その上生き生きとしていて見事だと思う。 - 2026年4月28日
天空の地図アン・ルーニー,鈴木和博読み終わった図鑑@ 自宅ナショナルジオグラフィックによる、人類と天空にまつわるフルカラー冊子。 天空の地図というタイトル通り、天動説地動説を元にした図表、天球儀や星座、天体に関しての絵から写真まで画像資料がフルカラーでずらりと並ぶ。 解説にはダイジェスト的な印象もあるが、洞窟の壁画の時代から惑星探索機を打ち上げるようになった今日までの長い歴史に思いを馳せるととても感慨深い。身近でありながら遠い空という場所に対する、人類の情熱は尽きないのだなと感じた。 - 2026年4月26日
どこじゃ? かぶきねこさがし かぶきがわかるさがしもの絵本吉田愛,松竹株式会社,瀧晴巳読み終わった絵本@ 自宅猫の千両役者たちが演じてくれる、歌舞伎の有名演目五本立ての絵本。 内容的には歌舞伎の入門編という感じで、お話の中身としても小さな子どもには少し難しいかも。でも華やかな猫たちの姿や、猫探しは年齢関係なく楽しめそう。 演目としては勧進帳や仮名手本忠臣蔵など、大概の人は名前くらい聞いたことがあるようなもの。ダイジェストで登場人物やストーリーを説明してくれるし、衣装や演技の意味も教えてくれてとてもタメになる。 擬人化された猫たちだけど、それでも猫らしさはしっかり残っていて、猫は可愛く歌舞伎は見にいきたくなる本だった。 - 2026年4月26日
海藻の歴史カオリ・オコナー,龍和子読み終わった資料系@ 自宅日本人には馴染み深い海藻、その歴史と人々との関係、海藻の利用法や今後の展開についてを考察した本。 海藻は日本人のようにほとんどそのままの状態で食べる以外に、加工品のための乳化剤やゲル化剤としてや、肥料や化粧品にまで、思った以上に多彩な形で利用されている。海の生物を育む揺籃としての役割も大きい。 そして大方の印象通り食用(あるいは薬用)利用はアジアや島国に偏っている。ヨーロッパで食べるのはほぼイギリスのみだったらしい。 とはいえ本書を読む限り、食用に限らず海藻の可能性はますます世界に広がっていきそうで、非常に大きな存在のようだ。興味深かった。 - 2026年4月25日
- 2026年4月23日
やさいのうえかたそだてかた小宮山洋夫読み終わった絵本@ 自宅絵本というフルカラーイラストつきの環境を最大限に活かしつつ、しっかり野菜の育て方の基礎を教えてくれる本。 土植えやプランターでの穴の掘り方、手入れの仕方、収穫まで。種まきの時期もちゃんと書いてある。細部はもちろん省かれているけど、この1冊で台所でよく見る野菜を育てるために何をしたら良いか大体のところがわかる。 なにより、なんとなく自分にも育てられるかなという気がしてくるのが素敵だ。素朴なイラストにもほっこりする。 - 2026年4月23日
新装版 輪切り図鑑 クロスセクションリチャード・プラット,スティーヴン・ビースティー,北森俊行読み終わった図鑑絵本タイトル通りの、さまざまな建物や乗り物の内部を輪切りにして描いた絵本の新装版。絵本と言っても解説は大変細かく、内容の密度も高い。 描かれているのは中世の城やガレオン船から、ロンドンの地下鉄にスペースシャトルまでさまざま。 細部まで見れば見るほど発見があり、じっくり読んでも飽きることがない。解説も詳細で、時にユーモラスでもあり面白い。 絵を担当された方はもう亡くなっているそうで新刊はもう出ないのが残念だが、手元に置いて何度も繰り返し読みたくなるような、興味深くて楽しい本。 - 2026年4月20日
いろんなところに いろんな さかなブリッタ・テッケントラップ,小野寺佑紀読み終わった絵本カラフルな表紙を見て、魚のイラストを楽しむ絵本なんだと思ったが、かなり本格的に魚を知ることが出来る。魚の分類や体の構造、進化の歴史なんかも書いてあり、素直に感心しながら読んだ。硬骨魚だとか板皮類だとか、なかなか出てこない語彙! そういう詳細な部分は子どもには難しそうだが、大判の絵本に描かれた魚たちのカラーイラストは単に見ていても楽しいので、眺めて楽しむにも良い絵本なのかもしれない。 - 2026年4月19日
コッペパンの本木村衣有子エッセイ読み終わった大抵のみんなが知っているお馴染みコッペパンについての本。表紙からこんがり感がすごくて、コッペパンが食べたくなってくる。 2015年当時のコッペパンの有名店舗のパンを実食し、お店の人に話を聞いて綴られた中身はとても丁寧だ。10年も経っていれば随分閉業してしまったかと思いきや、元気で営業している店も多い。 大手のパンメーカーのコッペパンもクローズアップし、東西の違いなどにも着目してよく書かれていると感じた。 読了した後はもうとにかくコッペパンが食べたい。 - 2026年4月17日
ねむいねむいおはなしさくまゆみこ,ユリ・シュルヴィッツ読み終わった絵本ねむいねむいある夜のお話。草木も寝静まるような静かな夜のひと幕に、ふと変化が生じ、ぱっと一変したかと思いきや、再びみんな眠りに戻っていく。 夜というのは、やっぱり眠りの象徴の時間だ。でもそんな時間だから、自分が寝ている間になんだか不思議なことが起こっているのではないかと、子供の頃はよく想像していた。そんな気持ちを思い出す。 絵の色彩がやはりとても優れていて、画面を見つめていると感心してしまう。翻訳だけど、日本語の言葉選びもとても心地よい。 - 2026年4月14日
ねこのシジミ和田誠(イラストレーター)読み終わった絵本拾われておうちにやって来た猫のシジミ。シジミの目線で語られる家族や住んでいるおうちの話。 床に落ちている姿がシジミに似ているから、なんて可愛いネーミングだ。実際のお話なのかな、おうち、おそらく和田家で伸び伸びと成長していく姿にほっこりする。家族の生活の様子も垣間見えて、それもまたほっこり。 作者がもう亡くなってしまっているように、シジミもきっともう虹の橋を渡っているのだろう。でもあたたかな家族の姿は絵本の中に残されている。 特徴を捉えた味のある絵だなと思い、本の詳細を探してみたら、銅版画なのだそう。 - 2026年4月14日
ツレヅレハナコの食いしん坊な台所キッチンミノル,ツレヅレハナコエッセイ読み終わった食べることが大好きな編集者である作者の、台所周りのエピソードを綴ったエッセイ。レシピも掲載されているけど、レシピ本ではなくあくまで食具や食器、食生活に関してがメインのお話。 食べることだけではなく、旅も好きな方で、旅の道中で集めたキッチンの仲間達の話題が出ることもしばしば。 食べ物大好きエピソードの中にはすごく共感を覚えるものもあって、なんだか勝手に親近感を抱いてしまった。 作者の台所をちょっと覗かせてもらえたような、飾らずのびのびとして癖のない、素敵なエッセイ。 - 2026年4月11日
不思議で美しい石の図鑑山田英春読み終わった画集・写真集石の模様って、本当に不思議だ。こんな模様が誰の意図からでもなく生まれるのだから、自然の力はすごい。産出地によって、同じ種類の石でも少しも似通らない模様になる。不思議で美しいというタイトルは確かにその通りだ。 ところで美しいと言うけれど、集合体恐怖症の気がある自分の好みのせいで、なかにはかなりゾワッとする感じの模様の石も多かった。熱を出した時の悪夢のような、怖めの抽象画のような……。 パラパラ眺めて楽しむオシャレな図鑑ではなくて、しっかりタメになり勉強になる本。 - 2026年4月9日
ごはん平野恵理子読み終わった絵本表紙から分かるとおり、そのもの、ごはんの絵本。 日本人は米を食べなくなってきたと言われているが、私の心の中にはやっぱりお米がいる。 たきたてごはん、たきこみごはん、外国のごはんに、おにぎりおすし……。馴染みのものから、自分ではあまり食べないようなものまで、種類は様々。 ぽぽんとお行儀良く並べられたごはんたちの絵を見ていると、素直に美味しそうだなと感じる。 巻末にそれぞれのごはんについて書かれた作者のまとめにも、ごはんへの愛を感じる。 おいしくたのしく、ごちそうさま!でしめたい絵本。 - 2026年4月9日
おいしいもののまわり土井善晴エッセイ読み終わった土井先生の語る、料理の基本や心構えの本。 内容はレシピではなく、あくまで料理観について。 やはり手間暇はかかりとても細やかだったりする部分はあって、全部真似することは大雑把な自分にはとても出来ない。 ただ、「料理することはすでに愛している、食べる人はすでに愛されている」という言葉は、料理する時の気持ちを綺麗に言語化してもらったような気がした。 また、数字とばかりにらめっこせず素材や道具を自分の感覚でよく見る、というのも頷ける話だ。 書籍化にあたっての加筆が丁寧で、そこにも生真面目さが感じられた。 - 2026年4月6日
ひとり家飲み通い呑み久住昌之エッセイ読み終わった作者らしい軽妙でゆる~い語り口の飲んだくれエッセイ。前半はほぼ家、後半は外でのエピソード。前半後半の間に四コママンガが挟まるが、これがもう本当にしょうもない。これで良いのかと思っちゃうけど、こういうのも良いのかもしれない……人によっては。 酔っ払いでしょうもないけどなんだか憎めないおじさんが、お酒片手ににこにこ語っている姿が目に浮かぶよう。緩いんだけど妙な愛嬌があって憎めない……っていうのが作者の文章のポイントなのかも。嫌味なくかっこつけることもなく、好きな物を楽しんでいる姿が一番の魅力。 - 2026年4月4日
かわいい琳派三戸信惠読み終わった画集・写真集「かわいい」をテーマに、琳派の作品に着目した本。表紙にもある、可愛さで有名な作品たちもそうなのだが、そこからちょっと踏み込んで可愛さの成分を分析しつつ、作品を紹介してくれる。一般的に「かわいい」という気持ちを呼び起こすような色んな要素を、確かに含んでいるのが興味深い。 琳派と呼ばれる流派に分類される作品は多く、もちろんこの本一冊で総ざらえをすることは出来ないのだけれど、ダイジェスト的に見るだけでも楽しい。良い入り口になる本。 - 2026年4月2日
にっぽん氷の図鑑&かき氷原田泉読み終わった図鑑日本全国津々浦々の、かき氷のお店を掲載した本。かき氷そのものをクローズアップするというよりは、お店とそのこだわりや、かき氷を愛する人々の思いに焦点を当てている感じ。ちょっと思っていたのとは違う内容だった。 かき氷だけに水物だし、2021年から時間経過した今はもう閉業している店もありそうだ。写真中心の大判の本で、色んなかき氷があるのを眺められたのは楽しかった。 - 2026年4月1日
欧州旅日記田辺誠一エッセイ読み終わった俳優である作者の旅のエッセイ。「画伯」として話題になったけど、こんなにも旅好きな人だと言うのは意外だった。最初は食の旅を語っていたので、美食家なのかしらと思ったら、旅行と仕事以外はほとんど自宅での食事なのだとか。それもまた意外な事実だ。良い意味で飾らない、癖のない取っ付きやすい文章が好感触。旅慣れた人なので役に立ちそうな知識も書かれていた。コロナ前の本で、経済や世界情勢含めまた色々状況は変わっているのだろうけど、素直で面白い旅のエッセイだった。
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