704h "ホメーロスの オデュッセイア..." 2026年9月17日

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@704h
2026年9月17日
ホメーロスの オデュッセイア物語 上
ホメーロスの オデュッセイア物語 上
バーバラ・レオニ・ピカード,
高杉一郎
読み終わった。 映画『オデュッセイア』を観る前に読んでおきたく購入。欧米では古くから親しまれている物語なので、話の筋は知っている前提で映画にしているだろうと思ったことと、最近古典に興味があったので良い機会だった。 物語はまだ前編だが、ギリシア神話の神々や英雄達がたくさん出てきて楽しい。厳しくも豊かな自然を神々に例えて親しんでいたのだと、想像力の豊かさに嬉しくなった。科学が進歩して多くのことが分かるようになっても、想像の世界を楽しむことを幼稚だと馬鹿にしてはいけない。『オデュッセイア』の面白さを現代に甦らす事は、効率や便利さ、安易な正解を過剰に追い求める現代への挑戦なのでは。 シチリア島の周りをぐるぐる回って家に帰れないオデュッセウスを「外」から滑稽と笑うのは簡単だが、物語の「中」に入れば未知の世界が無限に広がっている。自分の家の近くにも知らない場所は沢山あるが、Googleマップをみて何もないと決めつける人と、好奇心を持って散策してみる人では世界の見方が全く違う。ホメーロスは心の豊かな人だと思う。下巻も楽しみ!
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