舳野 "月夜の記憶 (講談社文芸文庫..." 2026年9月18日

舳野
@henomohe
2026年9月18日
月夜の記憶 (講談社文芸文庫 よL 1)
文字 「文学作品を読む時、読者は、文字の字体と配列方法にともなう約束事にしたがってその内容を把握する。文字が、まず視覚に映じ頭脳に伝えられる。が、それは直接には知覚されない。文字のもつ約束事のフィルターによって濃過され、整理されて初めて理解される。つまり絵画や音楽のような直接性に欠けているのである。」 文学が文字や音楽と違って非芸術といわれる理由を吉行淳之介はこう書いていて小林秀雄の「再現を企図すべきではない」という言葉を引用している。 そのうえに何かを描くのだ。 エンタメと純文学をわけるのってこの文字の記号性 だけではなく文字の羅列自身で何か見出せるかじゃないかと私は思っていて、ちょっと違うけど納得した。
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