
M市のR氏
@aoi-honmimi
2026年9月17日

読み終わった
宮内庁大膳課─いわゆる、天皇の料理番を1947年から5年間務めた著者が謎に満ちた大膳の仕事や天皇陛下をはじめとした皇室の方々との日々、そして自身の半生を綴った一冊。
入庁当初は独自のルールに困惑し、入ってはいけない魚の骨やタコ糸が陛下の皿に入ってしまったなどの失敗に肝を冷やした経験を経て、自身の手がけた「あゆの千切りポテト焼き」を陛下が「美味しかった」とおっしゃったことに感動したというエピソードや辞め時のタイミングには感慨深いものがあった。
著者が天皇陛下をはじめとした皇室の方々を心から尊敬しているのは文面から伝わるが、そこまでの敬意を持っていない私にとっては、過剰に敬いすぎじゃないかと思う箇所がいくつかあったのが気になった。個人的には、著者が大膳を志したきっかけとなった伝説の人物・秋山徳蔵氏に興味を引かれた。
