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@bunkobonsuki
2026年9月18日
属国民主主義論 この支配からいつ卒業できるのか
内田樹,
白井聡
「中国人や韓国人、最近ではイスラム教徒を排斥する動きがあるけど、なんでアメリカ人は排斥の対象にならないんだろう」
こんな疑問を解消するために本を探して、たどり着いたのが本書である。
日本とて戦後直後からアメリカを歓迎していたわけではない。直後は属国としての自覚を持ち、自立を夢見ていたのである。
しかし、いつの間にか「独立は果たされた」ことになった。外交においてアメリカ抜きには考えられず、沖縄に米軍が居るという状況なのに、属国としての自覚を持たなくなった。
属国という立場なのに、独立していると思い込んでいる。だから他者を排斥することができる——アメリカ人を除いては。アメリカ人は日本人にとって他者ではないのである。
