まろ "ワシントン・スクエア" 2026年9月18日

まろ
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@maro
2026年9月18日
ワシントン・スクエア
ワシントン・スクエア
ヘンリー・ジェイムズ,
河島弘美
美人ではないが思慮深く誠実な主人公が美青年に求婚されるも、財産目当てと家族に反対される話。題材も心理描写が巧みなところもオースティンっぽいけど読後感は結構違う。 ヘンリー・ジェイムズは敷居が高かったけどすごく読みやすかった。 ラストはキャサリンが他人に自分の人生に介入させない強さを得たともとれるけど、人を信頼し愛し愛されることを期待できなくなったようにもみえる。 時代も人も街も変わっていく中、彼女とワシントン・スクエアの邸宅は変わらず静かに佇んで、言い方を変えれば動くことができずにいるようで、なんだか切なくなってしまう。 モリスと結婚していたらキャサリンは父親の予想通り苦労していたかもしれないけど、どっちが幸せだったかわからないよなあ。 入手困難なので図書館で借りて読んだけど、2027年の岩波文庫の復刊候補にあがってたのでリクエスト投票した。ぜひ選ばれてほしい〜
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