
廣 亜津美
@hiroatme
2026年9月20日

カラス殺人事件 (角川文庫)
サラ・ヤーウッド・ラヴェット,
法村里絵
読み終わった
著者自身が生態学者だけあって、そのディティールがかなり面白いです。それが事件の中心になってくるところも上手い。事件自体は本質でもなく、舞台装置のようにしか思えません。面白いのは、その生態学者のアレコレ、そして、主人公が現代の伯爵令嬢であり、その葛藤というのも新鮮な設定でした。最近、新訳で再読したクリスティの「なぜエヴァンズに頼まなかったんだ?」も伯爵令嬢。その100年ほど隔たった二つの時代の伯爵令嬢を比較するのも楽しかったです。








