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廣 亜津美
廣 亜津美
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@hiroatme
小説を書いています。Kindle、Kobo、Apple Booksで出しています(下のリンクから)。元メーカーの研開勤務、読書好き(去年は336冊、主に小説)、映画好き(劇場で150本、ビデオで150本ぐらい)です。料理と旅行も大好きです。
  • 2026年10月12日
    超知能AIをつくれば人類は絶滅する
    超知能AIをつくれば人類は絶滅する
    拙著は、人間を超えたAIができた社会がどう成立するかを未来予測で書いたSF小説です。当然、本書のような考察はそれなりに深くしています。超知能AIが危険というよりは、それを作り使う人間が愚かなのだと思っています。ほとんどの面で納得できます。創発については、超知能AIの定義が曖昧ですが、現在のLLMの延長で創発するとは思えないです。新たなアプローチが必要だと思い、拙著ではそれも考察してあります。まあ、超知能AIができなくても、このままでは人類文明は数百年ももたない気がしますが…、その点はどうなんでしょう
  • 2026年10月12日
    NHK「100分de名著」ブックス オルテガ 大衆の反逆
    「アメリカから世界に拡散する格差と分断の構図」を読んで、ちょっと政治やリベラルや保守の考えを、自分なりに補正しようと読んでみました。この「100分de名著」の番組は残念ながら見ていません。時代背景は今とはまったく違いますが、「大衆」、「リベラル」、「保守」という考えを深めるのに参考になります。「死者」の考えは、最近では薄れてしまっていますが、とても共感できます。自分では、真のリベラル派のつもりですが、オルテガをもうちょっと追求したいと思いました。
  • 2026年10月12日
    なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか アメリカから世界に拡散する格差と分断の構図
    6年前に買っていたのに読んでませんでした…ちょっとタイミングを逃しています。民主主義である選挙が分断を生み出してきた理由を、著者の専門である'選挙'から読み解いています。選挙という数の暴力、これによる、分断の構図はよくわかります。対処もないのが残念です。高校の時に政治経済の教師に、「政治家になっても政治屋にはなるな」と散々言われたものですが(だれも政治家になんかなってませんが)、まさに政治屋、どころか選挙屋です。言っていることはわかるのですが、反発感が強いです。で、どうすればいいんでしょうか
  • 2026年10月11日
    亜空間不動産株式会社 (講談社文庫)
    ひさしぶりの石川英輔、でも1981年の本でした。石川英輔といえば、ワタシ的には江戸研究本の人なのです。これは原点でもあるSFモノ。亜空間の広大な土地をいかに不動産にするか、という思考実験的なお仕事小説でもあります。そこがとても面白いです。法律や経済をすり抜けていく、方法論がよく考えられていて勉強になります。敵がとても弱いのが残念なところです。女性観はとても昭和を感じました。
  • 2026年10月11日
    教養として学んでおきたい落語
    このシリーズ、「教養として学んでおきたい…」は数冊読んでいますが、内容はまあ、著者がまとまりもなく好きに書いている感じです。でも、ちょっとした教養にはなるのは間違いないです。今回の落語は好きな分野なので楽しく読みました。おおまかな歴史から、重要な人物、落語家の生活、寄席まで、上手くまとまっていると思います。ちなみに私が一番好きなのは桂枝雀、演目では「代書屋」…と書くと初心者ぽいのですが、メチャ面白いです
  • 2026年10月10日
    怪獣記
    怪獣記
    トルコ東部ワン湖の謎のUMAジャナワールを探す旅です。この、ほとんど成果がない旅を高野秀行が行うと、なんでこんなに楽しい旅行記なのでしょう。不思議です。いきなりクルドの文化アレコレが出てくるのがいいです。昔、私がトルコを訪れた時はちょうど東が治安が悪化していてハットゥシャにも行けませんでした。クルドの本場の料理を食べてみたいものです。同行が講談社のカメラマン森清なのも驚きです。「謎の西南シルクロード紀行」の人ですが、あれに同行して痛い目、どころか死にそうな目にあっていてまた一緒に旅するとは…、高野秀行の魔力驚くべきものです
  • 2026年10月9日
    ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)
    ブラフマンといえばアートマンと並ぶウパニシャッド哲学のブラフマンを思い出しますが、この小説では正体不明の謎の生き物。謎の場所での、謎の人々、そして謎の生き物の物語ですが、ごくごく普通の生活の話です。このふんわりとした物語を上手く読ませるのが、さすがの小川洋子と思いました。色々な感想を読むと、ブラフマンのイメージが犬か、猫か、に分かれている気がします
  • 2026年10月7日
    ポワロ登場! 3
    ポワロ登場! 3
    新訳で短編中編を集めたもの。新訳を確かめるために、記憶がある作品を選んで3巻から読み始めました。「ヴェールをかけて貴婦人」、「プリマス急行」、「消えた鉱山」などの短編。翻訳としては、他の翻訳の方が好きかもしれないです。素直な翻訳だと思いますが。
  • 2026年10月6日
    不連続殺人事件
    まだ未見の映画、清水監督版「八つ墓村」があまりに評判が悪いところに興味があって、原作をざっと読み返し、さらに野村監督版の映画を見直しました。原作自体、ホラー色が強く金田一の出番が少ないのを確認するために。さらに横溝正史が「八つ墓村」の執筆前に坂口安吾の「不連続殺人事件」を参考にしていたのを知りました。この本の存在は知っていましたが、未読でした(第2回探偵作家クラブ賞)。映画(ATG!)、ドラマにもなっていますが未見です。で読み終わりましたが、文学っぽさを抑え、犯人当てに焦点をおいた書き方は坂口安吾としてはとても新鮮です。物理トリックでもなく、「心理の足跡」と呼んでいる部分が中心なのも感心しました。
  • 2026年10月6日
    百万ドルをとり返せ!
    百万ドルをとり返せ!
    ジェフリー・アーチャーが2026年10月5日、執筆の合間に急死したそうです。一番好きなのは、やはりデビュー作「百万ドルをとり返せ!」でしょうか。小説なみの波瀾万丈な人生でした、R.I.P.
  • 2026年10月5日
    あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント
    「鴻上尚史の俳優入門 」を読んだ勢いで、読んでみました。こちらの方は、人と接する技術としてとても実践的です。感情、声、体、言葉の演劇の技術を、実生活でいかに使うかが丁寧に説明されています。営業職や接客業、プレゼンが多い人、婚活中の人にはとても参考になるかもしれません。高い声は、頭蓋骨で共鳴させているのは知りませんでした。試してみるとなるほどです。今度、アニメ声の知人の頭蓋骨でも試してみたいと思います。
  • 2026年10月4日
    懐中時計
    懐中時計
    小沼丹(おぬまたん)という作家、読んだことあるでしょうか。私は初めて、それも名前も聞いた記憶がありません。この本は、1960年代の作品が中心でしょうか。とても読みやすい文章で、日常の風景をさらりと描いています。それでいながら、死の話が多く、人生を考えさせるのも特徴。そして、時々ミステリーめいた話が出てきます。
  • 2026年10月3日
    おいしいごはんが食べられますように
    タイトルから食べ物を軸にしたホンワカとした小説かと思いきや、食べ物を軸としたドロドロな人間関係小説でした。それぞれの思いは分からないでもないのですが…なんとも殺伐としています。こんな細かい事に殺伐としていられる日本は平和だなあと、第三者的な視点からは思ってしまいます。当事者は大変なのでしょうが。はっきりYES/NOを言わない、職場の同調圧力などは海外読者からどう理解されるのか、聞いてみたいです
  • 2026年10月2日
    新訳 僧正殺人事件
    新訳 僧正殺人事件
    新訳による再読です、見立て殺人の名作。100年ほど前の本とは思えないです。この100年、ミステリー作家は何をやっていたんだ、と問い詰めたくなるほど。数学、物理学、チェスの使い方も面白いです。相対性理論はともかく、まだまだの量子論にこれほど言及している(コペンハーゲン解釈はこの本の2年前)という時代の先取りは驚きです。
  • 2026年10月1日
    ミス・マープルのご意見は? 2
    新訳、1に続いて読んでみました。「四人の容疑者」、「聖ペテロの指のあと」、「クリスマスの悲劇」、「死の香草」、「溺死」の短編五篇。翻訳は読みやすくなっているようです。再読ですが、前の記憶は曖昧です。マープルの性格、当時の時代背景などは楽しめます。秘密結社、恋愛事情、階級社会、料理、などの細部が面白いです。事件はまあ普通ですね。
  • 2026年10月1日
    人生オークション
    「人生オークション」と「あめよび」の中編二作。「人生オークション」は「 三千円の使いかた」の断捨離版みたいな印象です。ちょっとハウツー本の視点で読んでしまったかも。外国人がシェークスピアのセリフをサラリというように、「斜陽」のセリフをサラリと言うのはかっこいいです。「あめよび」は展開に意外性があって、これはモダンホラーになるのでは、などと思いながら読んでました。こちらの方が好きかも。眼鏡屋さんというお仕事小説としても面白かったです。視力がいいのでJINS以外入ったことないですが。
  • 2026年9月30日
    うたかたモザイク
    17の物語、色々なスタイルの短編小説です。とても実験的な印象を持ちました。絵画でいえばラフスケッチ、デッサンのような。好きな作品もあれば、ピンとこない作品と半々です。「神さまはそない優しない」はとても面白かった、これを長編にして欲しかったです
  • 2026年9月30日
    鴻上尚史の俳優入門
    鴻上尚史の人生相談を読むと、読みやすく説得力があり、人の役にたつ文章を書くようになったなあと感心してました。この本も、演劇部の高校生男女に語るように演技、そして俳優という人生について語っています。とてもいい内容です。私も演劇ワークショップにも参加し、知り合いの小劇場にもちょっと出かけるぐらいの中途半端な演劇好きです。演劇を仕事と考える時の厳しさを突きつけながら、視点は暖かいところが素晴らしいです。鴻上尚史の映画「恋愛戯曲-私と恋におちてください。」みたいな内輪を書くと新鮮で面白いのですが、これもそんな一面があります
  • 2026年9月28日
    琥珀のまたたき
    最初、一体自分は何を読んでいるんだろう??と思いつつ、ファンタジックな世界の流れを楽しんでいたら、段々と怪しい雰囲気となり…愕然としました。印象としては、「博士の愛した数式」みたいなホンワカじゃなくて「猫を抱いて象と泳ぐ」でしょうか。
  • 2026年9月28日
    天使のナイフ 新装版
    2025年江戸川乱歩賞、というのが納得の面白さです。これがデビュー作というのも驚きです。少年犯罪という繊細な問題に切り込みながら、テンポがよい展開のエンタメになっていると思います。最後までの謎解きはなかなかに驚きです。不満としては、少年犯罪が重なりすぎっていう点でしょうか。
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