

廣 亜津美
@hiroatme
小説を書いています。Kindle、Kobo、Apple Booksで出しています(下のリンクから)。元メーカーの研開勤務、読書好き(去年は336冊、主に小説)、映画好き(劇場で150本、ビデオで150本ぐらい)です。料理と旅行も大好きです。
- 2026年10月12日
超知能AIをつくれば人類は絶滅するネイト・ソアレス,エリーザー・ユドコウスキー,櫻井祐子読み終わった拙著は、人間を超えたAIができた社会がどう成立するかを未来予測で書いたSF小説です。当然、本書のような考察はそれなりに深くしています。超知能AIが危険というよりは、それを作り使う人間が愚かなのだと思っています。ほとんどの面で納得できます。創発については、超知能AIの定義が曖昧ですが、現在のLLMの延長で創発するとは思えないです。新たなアプローチが必要だと思い、拙著ではそれも考察してあります。まあ、超知能AIができなくても、このままでは人類文明は数百年ももたない気がしますが…、その点はどうなんでしょう - 2026年10月12日
- 2026年10月12日
- 2026年10月11日
- 2026年10月11日
教養として学んでおきたい落語堀井憲一郎読み終わったこのシリーズ、「教養として学んでおきたい…」は数冊読んでいますが、内容はまあ、著者がまとまりもなく好きに書いている感じです。でも、ちょっとした教養にはなるのは間違いないです。今回の落語は好きな分野なので楽しく読みました。おおまかな歴史から、重要な人物、落語家の生活、寄席まで、上手くまとまっていると思います。ちなみに私が一番好きなのは桂枝雀、演目では「代書屋」…と書くと初心者ぽいのですが、メチャ面白いです - 2026年10月10日
怪獣記高野秀行読み終わったトルコ東部ワン湖の謎のUMAジャナワールを探す旅です。この、ほとんど成果がない旅を高野秀行が行うと、なんでこんなに楽しい旅行記なのでしょう。不思議です。いきなりクルドの文化アレコレが出てくるのがいいです。昔、私がトルコを訪れた時はちょうど東が治安が悪化していてハットゥシャにも行けませんでした。クルドの本場の料理を食べてみたいものです。同行が講談社のカメラマン森清なのも驚きです。「謎の西南シルクロード紀行」の人ですが、あれに同行して痛い目、どころか死にそうな目にあっていてまた一緒に旅するとは…、高野秀行の魔力驚くべきものです - 2026年10月9日
ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)小川洋子読み終わったブラフマンといえばアートマンと並ぶウパニシャッド哲学のブラフマンを思い出しますが、この小説では正体不明の謎の生き物。謎の場所での、謎の人々、そして謎の生き物の物語ですが、ごくごく普通の生活の話です。このふんわりとした物語を上手く読ませるのが、さすがの小川洋子と思いました。色々な感想を読むと、ブラフマンのイメージが犬か、猫か、に分かれている気がします - 2026年10月7日
ポワロ登場! 3アガサ・クリスティ読み終わった新訳で短編中編を集めたもの。新訳を確かめるために、記憶がある作品を選んで3巻から読み始めました。「ヴェールをかけて貴婦人」、「プリマス急行」、「消えた鉱山」などの短編。翻訳としては、他の翻訳の方が好きかもしれないです。素直な翻訳だと思いますが。 - 2026年10月6日
不連続殺人事件坂口安吾読み終わったまだ未見の映画、清水監督版「八つ墓村」があまりに評判が悪いところに興味があって、原作をざっと読み返し、さらに野村監督版の映画を見直しました。原作自体、ホラー色が強く金田一の出番が少ないのを確認するために。さらに横溝正史が「八つ墓村」の執筆前に坂口安吾の「不連続殺人事件」を参考にしていたのを知りました。この本の存在は知っていましたが、未読でした(第2回探偵作家クラブ賞)。映画(ATG!)、ドラマにもなっていますが未見です。で読み終わりましたが、文学っぽさを抑え、犯人当てに焦点をおいた書き方は坂口安吾としてはとても新鮮です。物理トリックでもなく、「心理の足跡」と呼んでいる部分が中心なのも感心しました。 - 2026年10月6日
百万ドルをとり返せ!ジェフリー・アーチャー,Jeffrey Archer,永井淳かつて読んだR.I.P.ジェフリー・アーチャーが2026年10月5日、執筆の合間に急死したそうです。一番好きなのは、やはりデビュー作「百万ドルをとり返せ!」でしょうか。小説なみの波瀾万丈な人生でした、R.I.P. - 2026年10月5日
- 2026年10月4日
懐中時計小沼丹読み終わった小沼丹(おぬまたん)という作家、読んだことあるでしょうか。私は初めて、それも名前も聞いた記憶がありません。この本は、1960年代の作品が中心でしょうか。とても読みやすい文章で、日常の風景をさらりと描いています。それでいながら、死の話が多く、人生を考えさせるのも特徴。そして、時々ミステリーめいた話が出てきます。 - 2026年10月3日
- 2026年10月2日
新訳 僧正殺人事件ヴァン・ダイン,ブラウンキャット読み終わった再読新訳による再読です、見立て殺人の名作。100年ほど前の本とは思えないです。この100年、ミステリー作家は何をやっていたんだ、と問い詰めたくなるほど。数学、物理学、チェスの使い方も面白いです。相対性理論はともかく、まだまだの量子論にこれほど言及している(コペンハーゲン解釈はこの本の2年前)という時代の先取りは驚きです。 - 2026年10月1日
ミス・マープルのご意見は? 2アガサ・クリスティ読み終わった新訳、1に続いて読んでみました。「四人の容疑者」、「聖ペテロの指のあと」、「クリスマスの悲劇」、「死の香草」、「溺死」の短編五篇。翻訳は読みやすくなっているようです。再読ですが、前の記憶は曖昧です。マープルの性格、当時の時代背景などは楽しめます。秘密結社、恋愛事情、階級社会、料理、などの細部が面白いです。事件はまあ普通ですね。 - 2026年10月1日
人生オークション原田ひ香読み終わった「人生オークション」と「あめよび」の中編二作。「人生オークション」は「 三千円の使いかた」の断捨離版みたいな印象です。ちょっとハウツー本の視点で読んでしまったかも。外国人がシェークスピアのセリフをサラリというように、「斜陽」のセリフをサラリと言うのはかっこいいです。「あめよび」は展開に意外性があって、これはモダンホラーになるのでは、などと思いながら読んでました。こちらの方が好きかも。眼鏡屋さんというお仕事小説としても面白かったです。視力がいいのでJINS以外入ったことないですが。 - 2026年9月30日
うたかたモザイク一穂ミチ読み終わった17の物語、色々なスタイルの短編小説です。とても実験的な印象を持ちました。絵画でいえばラフスケッチ、デッサンのような。好きな作品もあれば、ピンとこない作品と半々です。「神さまはそない優しない」はとても面白かった、これを長編にして欲しかったです - 2026年9月30日
鴻上尚史の俳優入門鴻上尚史読み終わった鴻上尚史の人生相談を読むと、読みやすく説得力があり、人の役にたつ文章を書くようになったなあと感心してました。この本も、演劇部の高校生男女に語るように演技、そして俳優という人生について語っています。とてもいい内容です。私も演劇ワークショップにも参加し、知り合いの小劇場にもちょっと出かけるぐらいの中途半端な演劇好きです。演劇を仕事と考える時の厳しさを突きつけながら、視点は暖かいところが素晴らしいです。鴻上尚史の映画「恋愛戯曲-私と恋におちてください。」みたいな内輪を書くと新鮮で面白いのですが、これもそんな一面があります - 2026年9月28日
琥珀のまたたき小川洋子読み終わった最初、一体自分は何を読んでいるんだろう??と思いつつ、ファンタジックな世界の流れを楽しんでいたら、段々と怪しい雰囲気となり…愕然としました。印象としては、「博士の愛した数式」みたいなホンワカじゃなくて「猫を抱いて象と泳ぐ」でしょうか。 - 2026年9月28日
天使のナイフ 新装版薬丸岳読み終わった2025年江戸川乱歩賞、というのが納得の面白さです。これがデビュー作というのも驚きです。少年犯罪という繊細な問題に切り込みながら、テンポがよい展開のエンタメになっていると思います。最後までの謎解きはなかなかに驚きです。不満としては、少年犯罪が重なりすぎっていう点でしょうか。
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