
脱兎
@lubudat
2026年9月20日

フーコーの振り子 下 (文春文庫 エ 5-2)
ウンベルト・エーコ
読み終わった
長くかかったが読了。
「プラハの墓地」ともリンクする、テキストの読みについての大冒険。初手からヤハウェのアナグラミングパターンがわっと貼ってあって目が眩んだりするため、初めから「薔薇の名前」的なポピュラーを狙ってないだろうなと言う作品ですが、現代劇だしもっと仕掛けは大掛かり。大掛かりすぎてこの話はどこで終わるんだろう…と不安にもなる。プロットはセフィロトの木に沿ってるとはいえ。沿ってるけどさあ!
クライマックスでどんな神秘よりも強力に立ちはだかるリアルと日常を頼もしく感じる。「ほお、そういうもんですか」。

