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2026年9月21日
やさしくておそろしい 法哲学講義
川瀬貴之
読み終わった
「古今東西の文芸・芸術作品を具体例に生命倫理や法哲学を考える」(p10)
人間に対する深い理解をもって、表面的で形骸化した倫理、道徳、規範に挑む。
「そして、私が主張したいのは、たとえ自分にとって奇異に見えるものであっても、他者が深くコミットしている文化を尊重したい、ということです」(p111)
懐疑的な著者だからこそ生命倫理の違和感に反応できる。
「なぜ私たちが、かくも頻繁に、偽物のレトリックを使ってまで、死者を主語に据え、あたかも死者がまだ生きているかのように語るのか」(p228)
死を受け入れるには人類は未熟すぎた。
「20歳の時には、大学教授になるか、ラーメン職人になるかは、死ぬほど重要な問題かもしれない。しかし、60歳になれば、どちらでも同じことだったと気づく」(p245)
何事も、着実に。









