
由々
@kk_2329
2026年9月20日
あなたが殺したのは誰
まさきとしか
読み終わった
読書日記
小説
Kindle Unlimited
★★★
2026年読了本
小説2026
★★★2026
@ 電車
88%-100%(p.382-437/437)
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うーーん。色々と予想できなかったところに落ち着いていった。流石。けどそれ以上のものはあまり残らないというのか…。うーーん。こなれた文章で読みやすくて、変な小細工とか取ってつけたようなものとかも全く感じひんし、読んでる間は楽しくてすいすい読めてしまうから、面白いと思ってしまう(?)のだけど、でも読み終わってみたらそんなに…みたいな気持ちになる。あるいは読んでる間が楽しいだけにもう少し何かを求めてしまうのかもしれぬ。わざとこんな感じのまま終わらせてるのか?うーーん!わからん!
私は結唯とほとんど同世代だと思うのだけど、実際にバブルが崩壊してそれに人も社会も時代も翻弄されるのを大人として見てきた人たちには、特にああいう地方の盛り上がりと裏切りみたいなものを経験した人たちとかには、何か刺さったりするものがあるのだろうか。あとは親として子育てしてる人なら。
あと今回は、1作め2作めに比べたら読んでる間の楽しさも若干弱かったようにも思う。けどそれはこの物語自体の問題なのか、それとも2作読んできて慣れて(?)しまったせいなのか、その辺は自分ではわからない。
いくら結唯の側もほんまに好きと思ってたとはいえ、中1に手を出す大学生なんかクソすぎるほどにクソやし、避妊してないところもさすがクソ男。グロい。
あと結唯にとって自分の娘(だと思っていた人)と自分の母親が重なってしまうのは、子どもに対する「バカ!」という罵声が要因として大きかったと思うのだが、その点について。自分自身の子育てをされた側としての経験とかそこから考える色んなことから、やっぱり娘は母親にされたように子育てしてしまう傾向が、一般的に見て強いのだろうと個人的には思っている。もしそれ(母と同じ子育てをしてしまうこと)を回避したかったら、多分それなりに強い意志と意識でそこに抗う必要があるだろうと。この話の中で美衣紗という母親は、そんなことに抗って子育てをしてたようには到底見えない。ということは、ある程度そういうふうに育てられたのではないか?ということを私としては考えてしまう。それはつまり、それなりに高い確率で、結唯の実の子もその子育てをされてきたということになる。母親と娘を描くのなら、この辺もうちょいこう、何というか深く切り込むまでいかずとも、美衣紗が(結唯の実の子ではない「にもかかわらず」)なぜあんな子育てをしてしまったのか、その要因をその親(母親)との関係性から紐解く的な部分はちょっと欲しかったなと。個人的にはその辺の描写が物足りなかったかなあと感じてしまった。
いちいち日本語気になる民としては、この人の文章では「~たり」が決して単独では使われてないように思われて、好感が持てました。