
橘海月
@amaretto319
2026年9月20日
わたし、定時で帰ります。
朱野帰子
読み終わった
残業続きが日常となってしまっている会社をインパール作戦に例えて、問題意識は各々持っているのにままならない状況を描いているのがひたすら辛い。定時上がりがモットーだった結衣が、気がつくと残業続きとなってしまうのも、有能で無理をする種田が上司には強く言えないのも、色々とストレスフルな物語。
他にも産休明けで早く復帰したいと願う先輩や、若い頃の皆勤賞にいまだにこだわり体調不良でも休まない同僚など「みんな違ってみんな辛い」状況がわかるだけにやり切れない。
大学で実行委員をやっていた時に、遠方住みの子がボソっと言っていた「遅くまで大学に残ってないと仕事してないと思われる」という言葉を思い出した。不安のあまり残業してしまう悪循環は、まさにそこにあると思う。一致団結できないもどかしさ。


