No.310 "宵待草夜情 (新潮文庫 れ ..." 2026年9月21日
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2026年9月21日
宵待草夜情 (新潮文庫 れ 1-3)
連城三紀彦
読み終わった
五編どれも、美しい文章の奥にえげつない人間の業を沈めているところがいい。 ミステリーの仕掛けが解けると同時に登場人物の顔がくっきりと浮かび上がる手つきが鮮烈。 人の心の謎と哀しみを、男女の宿命的な関わり合いで描き切る筆致に何度も唸らされる。 『野辺の露』、文章の美しさゆえに苦もなく読めてしまうが、内容はかなり容赦がなくて印象に残っている。
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