

No.310
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遅読界隈
- 2026年6月24日
ドラゴン・メトロー地龍鉄道ー大恵和実,馬伯庸気になる - 2026年6月23日
死の貝小林照幸積読中 - 2026年6月23日
パルプ (ちくま文庫 ふ 50-1)チャールズ・ブコウスキー,柴田元幸積読中 - 2026年6月23日
夕暮れをすぎてスティーヴン・キング積読中 - 2026年6月23日
宵待草夜情 (新潮文庫 れ 1-3)連城三紀彦積読中 - 2026年6月23日
流れ星と遊んだころ連城三紀彦積読中 - 2026年6月19日
ある発明 5分文庫アルフォンス・アレー読み終わった知っている物、もっと言えば馴染みすぎて普段は発明だと意識すらしないものも、こうして一から説明されると発想自体の面白さに気付かされる。 まずリアルな不便さが土台にあり、その解決策として発明品の解説が続き、画期的な発明!という雰囲気が際立つ構成になっているのがいいなぁ。 - 2026年6月18日
暗色コメディ (双葉文庫)連城三紀彦読み終わった精神疾患を題材にしたミステリー。 連城三紀彦らしい美しい文章に魅了される。 複数人の思考が絡み合うことで現実と妄想の境界が崩れていき、ホラーの趣さえ漂うカオス空間になっている。 一目でそれと認識できるタイプの異常もあれば、筋道は通っているのに俯瞰で見ると完全に破綻しているタイプの妄執もあった。 個人的には後者の方が読んでいて応える。狂気は理路整然としないでくれ、怖いから。 窓から見えるマンションの灯りにメッセージを見出す場面などは、現実にいながら遠い世界に行ってしまったような感覚を残す。 トリックは偶発に頼っている部分が多いように感じたが、それでも読み手を引きずり込む力のある一冊だった。 - 2026年6月13日
ご冗談でしょう,ファインマンさん 下 (岩波現代文庫 社会 6)リチャードP.ファインマン,Richard P.Feynman,大貫昌子読み終わった他人がどう思おうと構わず、面白そうなことは片っ端から試し、違和を感じれば指摘していく姿勢が凄い。 一見自分本位に思えるが、最大級の誠実さのように思う。 - 2026年6月2日
美味しい香港の湯気は消えない三浦裕子,呂嘉俊気になる - 2026年6月1日
竜の眠る浜辺山田正紀気になる - 2026年5月28日
ひとかけのチョーク 5分文庫G・K・チェスタトン,蜷川豊読み終わった手にした道具や目にした景色が、詩的な言葉で哲学的考察へと滑らかに広がっていくのが面白かった。 途中でストンと現実に引き戻す緩急もいい。 - 2026年5月15日
アニータの夫坂本泰紀読みたい - 2026年5月11日
北朝鮮に出勤しますキム・ミンジュ,岡裕美読み終わった韓国人である著者が、北朝鮮の開城工業団地で働いた日々を振り返るエッセイ。 冒頭にも記述があるが開城工業団地は既に閉鎖されており、今はもう存在しない場所の記憶を著者の案内で辿るような気持ちでページをめくった。 食べ物をめぐるエピソードが印象的だった。 キンパを一緒に作って全員で試食する場面、南北でキムチを交換する場面。 国境や思想、制度を超えたところで人と人が繋がる瞬間が、静かな温かさを持って訪れる。 一方で、給与計算のミスを指摘された職員がその後姿を見せなくなった話、職員に何かしてあげたくてもそれが逆にその人を危険に晒すかもしれないという著者の葛藤、仲良くなった同い年の職員が「教育」の対象になってしまった話などは、読んでいて胸が痛んだ。 善意が裏目に出てしまう構造の中で、それでも分かり合おうとした記録として、心に残る一冊だった。 - 2026年5月4日
インド夜想曲 (白水Uブックス 99 海外小説の誘惑)アントニオ・タブッキ,アントーニョ・タブッキ,須賀敦子読み終わった風景描写は驚くほど現実的で美しいのに、会話はそのどれもがどこかズレていて掴めない。そのギャップに不思議な浮遊感を覚えた。 主人公の旅をなぞり、振り返って巻頭の「これは、不眠の本であるだけでなく、旅の本である」という一文に辿り着いたとき、掴みきれなかった何かがぼんやりと形を持ったような気がした。 幻想的でメタ的、妙に静かで開かれた読後感のある物語だった。 - 2026年5月1日
- 2026年4月29日
ジジイの片づけ沢野ひとし読み終わった片付けはわりと得意な方だが、もっとできることがあるかもな、と思って手に取った一冊。 片付けに対する心持ちや具体的な習慣を、ユーモア溢れる筆致でスパッと提案してくれていて、読んでいて小気味よい。 机に何も置かない、引き出しの一番上を空にする、といったところは自分のやり方と同じで嬉しくなった。 お茶を白湯に切り替えてお茶のストックを片付けるとか薬の外箱はすぐに捨ててしまう、みたいな部分は、自分にはちょっとまだ難しそうだ。 - 2026年4月21日
ガニメデの優しい巨人【新版】ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿読み終わった最初の一ページで途方もない規模感を示されて、そうそう、これこれ、と思う。 前作で解明されていなかった謎と今作で明らかになった事実が一本の筋として繋がっていく流れは読んでいて気持ちがよかった。 ガニメアンとの交流が描かれるパートは、時折不穏な空気を漂わせながらも、思ったよりずっと穏やかなトーンで進んでいった。 ダンチェッカー先生が悪気なくガニメアンを詰めて困惑させたりしていたが、それもまたよし。 「ここにいるものはみなそれぞれ生まれも育ちも違うけれども、科学者である点は同じだよ。そのことが何よりも一番重要なんだ」というセリフが好きだった。 前作でもそうだったが、意見の相違はあれど真実を求める純粋な好奇心は皆に共通しているところが本当にいい。 ガニメアンの行く先に、科学と祈りの交差の向こうに、どうか幸多かれ、と思う。 - 2026年4月20日
雷に打たれなかった話 5分文庫ロバート・リンド読み終わった不思議なタイトルだな、どんな内容なんだろう?と思いながら読んだ。本当に"雷に打たれなかった話"だった。 起こらなかった出来事をこんなにも面白く書けるものなのか。すごい。 可笑しみを感じる楽しい文章だが、身の危険が悲劇と喜劇のどちらに転ぶかについての思索は説得力があるなと思う。 「舞台や映画で笑えることの多くは、現実の生活ではちっとも笑えない。現実では、ハッピーエンドは約束されていないからだ。」 - 2026年4月17日
どうせ死ぬなら、最後にミーアヤムブリアン・クリスナ,西野恵子積読中
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