obakenokuni "アートにとって価値とは何か" 2026年9月21日

obakenokuni
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@kk
2026年9月21日
アートにとって価値とは何か
タイトルから勝手に哲学的な内容かと思い込んでいたら、ものすごく体当たりでリアルな奮闘記ともいえる内容だったのでおどろいた。作品売上の利益の割合や海外で扱われるときの税率なども書かれていて、そんなの書いていいんだ?と思いつつ、そういうリアルな内容こそ、業界を知らない人間にとってのわかりやすさ、捉えやすさにつながるとも思った。社会科見学みたいだった。 見たことのある作品、作家が取り上げられていて私にはわかりやすかったけれど、そうでない人にとってはややとっつきにくいかもしれない。また、時々辛辣な表現や、何かを言えないなりの含みも見え隠れし、自身の野望も描かれていて、エネルギッシュで全体的にギラついている。著者自身が表現しているように「肉代派」、私からすればややマッチョすぎる内容で少し読み疲れ(押され疲れ?)した。 学生運動渦中にいた人としてのテキストに、時代の空気のようなものが感じられて、わかりやすかったのがありがたかった。もう少し自分の親世代のことを知りたかったのもあり、関連書籍でも探してみようかと思う。
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