
tada
@tada7724
2026年9月22日

闇の左手
アーシュラ・K.ル=グウィン,
小尾芙佐
読み終わった
たまたま図書館で手に取った
ゲド戦記は大好きだけど、それ以外は読んだことなかったな…と思って
遥か昔に人類が植民地として移住し、そのまま忘れられた星に、人類の代表として外交を開くために主人公がやってくる
両性具有の人々、面子やプライドを重んじ、戦争のない社会、特異な政治形態の中で翻弄される
後半はその中で唯一友人となったパートナーとの雪原の逃避行
ストーリーだけでも面白いが、この世界の文化人類学的な描写、肉付けが凄い
章の間に挟まれる現地の伝説や、両性具有に対する考察などが、この世界への解像度を高めて、世界を分厚くしていく
指輪物語やゲド戦記、十二国記とかの緻密な異世界好きにはたまらない
最後にあとがき読んで驚いたのは、これ、1969年の作品だった…ジェンダーの扱いとかテーマの取り上げ方、最近の作品だと思ってた…
面白いです!
