

tada
@tada7724
- 2026年8月22日
鞍馬天狗のおじさんは: 聞書・嵐寛寿郎一代嵐寛寿郎,竹中労読み終わった東京ポッド許可局で、間違いのない名作、と評されていたので読んでみた 嵐寛寿郎に思い入れなく、映画を通しで観たこともないが…面白かった! メインのアラカンの聞書部分は、ポンポンと歯切れの良い京都弁が聞こえてくるような気持ちよさ 内容も破天荒なようでいて筋の通った、明治の男 大スターになったあとで2回も映画辞めてて、飛行機の免許取ったり、パチンコ三昧になったり、飄々として不思議な人でもある 竹中労の、アラカンへの愛と、大衆向け映画差別への怒りが炸裂している 読んでいる最中に、国立映画アーカイブに行ってみたのも、多角的に理解できて面白かった 熱い時代の一端に触れられたような気がする - 2026年8月18日
- 2026年8月17日
- 2026年8月13日
苦役列車西村賢太読み終わった個人的に少しブームが来ている、私小説 私小説で芥川賞受賞か…と思い読んでみる 私小説らしい、ダメなボクを吐露する系だけど、舞台が現代で生々しい どこからどう見てもダメでも、それを噛み締め続けると小説を書けるのか 下には下がいる、と思って読めばいいのか ただ、受け止めればいいのか 感想書きづらい でも、なぜか読後感は暗くない 他の本も読んでみる まだ私小説ブームは続きそうです - 2026年8月9日
山の人魚と虚ろの王山尾悠子読み終わった山尾悠子、飛ぶ孔雀に続いて2冊目 誰かが言ってたけど、まどマギの魔女の結界が延々続く…と思ったら現実に引き戻され、またいつの間にか結界へ… 描写が延々と続く本は苦手なはずなのに、引き込まれるように読み続けてしまうのは、独特のリズムとバランスなのかな 幻想文学に少しでも引っかかる人は読んでみて欲しい 純粋な幻想の結晶 まだ読んでいない作品が沢山あることがとても嬉しい - 2026年8月9日
- 2026年8月7日
火星の人〔新版〕 下アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わったプロジェクトヘイルメアリーの作者のデビュー作 ヘイルメアリーと同じくらい面白い! 極限状態でも、主人公が明るいのがたまらない 何度も声を出して笑った あと、ストーリーを盛り上げるための事故とか恋愛とかは起こらず、ひたすらどう生き延びるかに集中してるのが良い アメリカ映画やドラマみたいにわざとらしいのは、嫌いじゃないけど鼻につく時があるので…(私見です) ああ、良いSFを読んだ 読んで良かった - 2026年8月7日
火星の人〔新版〕 上アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わった - 2026年7月29日
屈辱ポンチ町田康読み終わった『けものがれ、俺らの猿と』を読んでみたくて 映画にもなってるようだし 独特の文体 句点少なく、どんどん続く文章 それなのになんでか読みやすく、ついつい読み進めてしまう 内容は…あるのかないのか… でも、またこの人の本は読んじゃうんだろうなぁ もう4冊目 そもそもINUが大好きでした - 2026年7月28日
医人の夢久坂部羊読み終わった作者の記事を読んで、興味があって読んでみた 新書で小説?と思ったけど、やっぱり新書寄りの内容 医者が書いた新書としては読みやすく、主人公である高校生が読むには良い本です なんだかよく分からない医療の現実を、医者目線で解説してくれてます 小説としてはイマイチですが - 2026年7月24日
風の陣 立志篇高橋克彦読み終わった高橋克彦の蝦夷もの 火怨の前の時代 火怨の最初の方で蝦夷の団結のきっかけを作った伊治鮮麻呂と、物部天鈴の若い頃 主役は道嶋嶋足 元々は蝦夷の歴史に興味があって読みはじめた高橋克彦だけど、少年ジャンプみたいな、キャラの立った登場人物が大活躍! 全5冊の長編、これから楽しみ - 2026年7月21日
すいかの匂い江國香織読み終わった奈良美智さんがドイツ時代に何度も読んだ、と聞いて読んでみた 有名な作者だけど、初めて読んだ 少女の夏の思い出を切り取ったような短編が11編 なんだか、自分の子供の頃を見透かされたみたいな、懐かしいような、忘れてた嫌な思い出を無理やり引っ張り出されるような、不思議な気持ちになりました 平易で細かな描写で、一気に作品世界に引っ張り込まれます 別の本も読んでみよう 全て、季節は夏なので、今読むにはぴったりです - 2026年7月18日
羊子と玲植松三十里読み終わった昔の日曜美術館で見た鴨居玲がずっと気になってて、なんとなく読み始めた お姉さんの鴨居羊は知らなかったけど、有名な人なんですね… 友人の司馬遼太郎が随所に出てきて、良い味を出している 面白かったです - 2026年7月16日
私の東京地図佐多稲子読み終わった面白かった ただ昔の東京の風景を描く作品、と思っていたが、全然違う。 エッセイではなく、私小説。 作者は上京してから向島を振り出しに、その時々の状況に合わせて都内を転々としていく。 東京という街への郷愁と、その時々に出会う人々の描写と、作者の人間形成の過程が一体となっている。 作者の思い出や感情から距離をとった、冷静な視点が心地よい。 モノクロの写真か版画のよう、と作者自ら言っているが、まさにその通り。 私は小説を読むときに主にストーリーを追ってしまい、昔の純文学のような描写の細やかさなどは面倒になってしまうほうなのだが、この作品は、風景や人々の描写が本当に上手く、短い言葉で端的にその時々の空気を感じさせてくれた。 注意点としては、時代は大正から戦争初期までなのだが、書いているのは終戦直後。 その時点から昔を振り返っている、というのが最初分からず、戸惑いました。 - 2026年7月10日
- 2026年7月9日
ダメ男小説傑作選上林暁,吉行エイスケ,嘉村磯多,坂口安吾,太宰治,宇野浩二,安岡章太郎,小山清,岡田睦,岩野泡鳴,川崎長太郎,田中英光,田山花袋,葛西善蔵,西村賢太,近松秋江読み終わった時間をかけて読みました 米粒写経のYouTubeで何度か私小説作家の本が紹介されていて ダメな私を文章に残しただけでしょ、と敬遠していた私小説に興味が 図書館で作家名で検索してもなかなか蔵書は見つからなくて たまたまこの本、紹介されていた作家さんが複数入っていたので読んでみた 没落しちゃったそこそこのお金持ちが、どんどんダメになっていく話ばかりなんですが どんなに貧乏してても、借金まみれでも、元々は学歴しっかりしてる人が多くて、自己憐憫しか感じられない戦前と、本当に困窮してる戦後で趣が違うんだけど 退廃に憧れる気持ちは分かる気がする 確かに、何らかの文学性があるみたい もう少し、色々読んでみようかな 気に入ったのは岡田睦 あと、小さい出版社、頑張ってる! - 2026年7月8日
夏帆村上春樹読み終わった久しぶりの長編、楽しく読めた 誰かがコメントしてたけど、『あなた自身の物語』であることのメタファーが、年々分かりやすくなって、読みやすくなってる気がする ずっしりした長編ではなく、長めの中編、って感じ 変わらない村上春樹節で、いつもの世界に連れて行ってもらえました アリクイが良い😊 - 2026年6月30日
幸村を討て今村翔吾読み終わったミステリーと歴史もののハイブリッド 5人の目線から大坂冬の陣、夏の陣の真田幸村を追いかけて、ミステリーとしての探偵役は徳川家康! なかなか面白い趣向だし、それを読ませる今村翔吾もすごいなぁ。 - 2026年6月22日
水壁 アテルイを継ぐ男高橋克彦読み終わった火怨に続く蝦夷の歴史もの まあ、前作と同じパターンなんだけど、弱者側の歴史は興味深いです あまり東北の歴史に詳しくないので、お勉強のつもりで いつか旅行に行きたい - 2026年6月20日
飛ぶ孔雀山尾悠子読み終わった『幻想文学怪人偉人列伝』を読んで、初めて知った作者 幻想文学、としか言いようがない 稲垣足穂とか、安部公房とかが近いのか イメージと描写の断片が少しづつ重なり合って世界を形作る、みたいなステレオタイプな説明が、まさにそのまま当てはまる 意味のない描写の羅列だと、どんなに幻想的でも2-3ページで眠くなっちゃうんだけど、これはどんどん不思議な角度で繋がり続けて、読み続けられてしまった 読書好きで良かった こういうの好きな人にしか薦められないけど、 興味がある人には是非薦めたい
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