
No.310
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2026年9月22日
闇の中国語入門
楊駿驍
読み終わった
中国語の慣用表現やスラングを、その背景にある社会や心理まで掘り下げて読み解く一冊。
単語の意味を知るだけでなく、そこにどうイメージが乗って今の使われ方になったのかを辿る必要があり、読むのは楽しいが難しかった。
「掙扎(もがく、あがく)」の項での「どのような努力も断末魔のあがきなら、いっそ独自性のあるあがきをしたほうがいい」という著者の意見には、虚無から選択の自由へと向かう救いがあるように思った。
「恐惧(恐怖を感じる、怖がる感じる)」の項にある「社恐(社交恐怖症)」のくだりでは、普通であることのハードルが上がった結果として社会に不適合であると自認する人が増えているのだろうな……と感じ、日中の共通点を見たような気がした。