花春 "木曜日にはココアを" 2026年9月22日

花春
花春
@haru-tuge
2026年9月22日
木曜日にはココアを
悪意のすくないおだやかな世界で、あったかくて頑張り屋なひとたちによって紡がれる連作短編集。 短編というか小話といったほうがニュアンス伝わるくらい短いお話が12編。喫茶店のお話の次は、その喫茶店で一休みしてたキャリアウーマンの話で…と前作の背景モブが次作の主役になるので、構成に気付いたあとは「あ、次はこの人の話かな?」「いつかこの植物園が舞台になるかも」みたいな伏線を探す読み方ができるようになって楽しい。 ひたすら幸福度高くておだやかな展開の物語が続くので、刺激が少なくて眠くなってくるな…寝る前のオーディオブックとか似合いそう…と思いつつ読み切ったのだけど、シドニーの月刊情報誌の公式サイトに連載されていた小説群だったと知って、なるほどなー!となった。そういうところが掲載誌なら、やさしくてわかりやすいハッピーエンド保証なおはなしになるよなあ。マッチングの問題だった。 掲載誌を確認したら、物語の解像度上がるなあ。
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