
みみみ
@kmkdnrd
2026年9月23日
近江が生んだ知将石田三成
太田浩司
読み終わった
『三成からの手紙』ほどかわいー!!!!とはならないけど、三成がいかに優れた政治家であったのか!という話を知ることができる本。
豊臣政権を土台として江戸幕府は様々なシステムを作っていった、という話、当たり前に思ってたけど、そりゃ豊臣政権が土台だということはつまり三成が基礎を築いたともいえるよなあ!!!!!!と興奮はした。
「治部少もちと腹立候」て書かれてるの可愛いなー人間だね!!!
佐和山城とか関ヶ原とかのはなしより、生まれの場所を探っていくあたりが面白かったな。
ちびこい佐吉はどんなふうに生活して何を見て何を思っていたんだろうなあ。兄上と父上の話がたくさんあったのも良かった。
領民や大名に気を配り、友達に手紙を送り、ていう人が、負けたら自分に類する人にも害が及ぶとわかった上で(勝つつもりではあったろうけど)おこした徳川との大戦、どんな気持ちだったかな。
負けたときも逃げるときも匿われるときも。見つかってからはまあもう腹決まってただろうけど。
合戦後に佐和山城は攻められて、三成の斬首より前に父上と兄上は亡くなっているんだよなあ。
戦で死ぬかもしれないという覚悟を、三成も三成と戦うことを決めた人たちも持ってただろうし、そこはまあ武士という立場上そういうものかもれないんだけど、でも佐和山にのこした父や兄や妻も危険に晒すんだよね。これも武家の一門である以上しかたないとおもうことだったのかもしれないけど、今より命は軽かったのかもしれないけど、それぞれが感じる他者の重みは変わらなかったはずで、三成は家族を思ってどう感じたんだろうなあ、とか、考え始めるともうたまんなくなっちゃうよな。
