
空栗鼠
@plasticlabel05
2025年4月8日

虎よ、虎よ!
アルフレッド・ベスター,
中田耕治
『モンテ・クリスト伯』だー、と思いながら読んでいたが、どんどん物語が展開していって、最終的には壮大なSFとして完結していた。
しかも、解説読んだらこの小説が発表されたのが1956年だって!これは凄い!この時代に既にこんな壮大な小説があったのか!
瞬間移動や加速装置など後に日本の漫画なんかでも使われるアイデアが満載で、主人公のキャラクターも含めて後のSF界に凄く影響を与えた作品なんだろうなーって思った。
文章表現もなかなか実験的で面白かった。