うみのいろ
@trz-sea
2026年9月18日

星々たち
桜木紫乃
読み終わった
借りてきた
広大な北海道に、少し煙たいあの時代に入り込んだような、不思議な心地だった。
私からすれば壮絶な人生に見えても、彼女にとってはこれが普通。ただ淡々と道を歩いているだけで、悲壮感がないのも独特。
そして、近所のおばちゃん視点がまあ、嫌なところを無理やり見せられて、かつ、きっと自分がその立場でも同じことをしたんじゃないかと後味が悪い。
本当の善意なんて困窮した時には出ないのかもしれない。
でも人生を近く、遠く、関わる人々は多様でそれもまた、表題の「星々たち」に全部かかってて、素敵な物語だったな。
私も、みんな、星々たち。
