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うみのいろ
@trz-sea
  • 2026年9月19日
    天使の跳躍
    天使の跳躍
    わ〜なんて、なんて爽やかで透き通った物語なの〜 大好きだった!将棋は、幼いころに何度かチャレンジしたくらいで、あまり分からない、けど、、だから?とっても素敵だ〜こんな世界なのかー! 勝負物語で、何番まであるか分かってるものなんて、おおよそこうなるだろうなーと読めてしまうのが、なんだかと思っていたけれど、そんなの飲みこんで、さらに美しい跳躍が待ってた!! 出てくるそれぞれの人の人生がしっかり見えて、またそれが美化されすぎていなくて、さらに魅力的で…。 「天使の跳躍」しらずに表題に巡り合った時、痺れるような爽快感があって、よかった!出会えて! 神に愛された源が、神様との夢でのお話も、ふふっていいな〜って、弟子と師匠も素敵だった!ありがとうございました!
  • 2026年9月18日
    星々たち
    星々たち
    広大な北海道に、少し煙たいあの時代に入り込んだような、不思議な心地だった。 私からすれば壮絶な人生に見えても、彼女にとってはこれが普通。ただ淡々と道を歩いているだけで、悲壮感がないのも独特。 そして、近所のおばちゃん視点がまあ、嫌なところを無理やり見せられて、かつ、きっと自分がその立場でも同じことをしたんじゃないかと後味が悪い。 本当の善意なんて困窮した時には出ないのかもしれない。 でも人生を近く、遠く、関わる人々は多様でそれもまた、表題の「星々たち」に全部かかってて、素敵な物語だったな。 私も、みんな、星々たち。
  • 2026年9月4日
    幸村を討て
    幸村を討て
    記録できていなかったので少し前の。 お名前は聞いたことがあったけど、どんな方なのかは知らなかった「真田幸村」。 現代でこうも愛されているのは何かあるのだろうなあとは思っていたものの、流刑になってからが長く、最後の華が異様で、不思議な魅力だ。 家康視点からが新鮮で、歴史に疎い私でも、戦国時代が終わる、最後の大戦だったことが伺えた。 "激しく、愚かしく、それでいて哀れなほど美しい時代は、今この瞬間に幕を下ろしたのである" この一文に、そのすべてが込められている気がする。誇りが第一、信念を貫く、現代から見たら本当に愚かに思える死も戦いもあるけれど、あの時代の人が現代に来たら、こうしてスマホばかりに気を取られている私たちは愚かなのであろう。
  • 2026年9月3日
    眺望絶佳
    眺望絶佳
    装丁がこの画像と違ったので、綺麗なブルーだなあって借りた小説。 視点が独特で、意味がわかるまで時間がかかった!笑 でも、最後まできてお返事を読んだときにあったかくなった。素敵な視点だ。 どちらも行ったことがあるけど、どしっとしててただ建ってる感じだったけど、力強く立ってて、色んなことを見て思って過ごしてるんだなあ。分からないけどっ またお目にかかる時があれば、話しかけてみよう。 途中の見てきた短編物語はどれも独特で…ずしっと残るものばかり。あーーーーーうん。そうだよね。え?ええ?え…とかもう慌ただしい。 他の作品も読んでみたい。
  • 2026年9月3日
    ギブミー・チョコレート
    今とても太平洋戦争に興味があるのだと思われる選書が揃ってるなあと思いながら手に取った本。 等身大で、小国民として当時を生きたそのままを映像で見るように感じた。 そして、同じ時代を生きたチュウも鬼久保先生も、確かに存在していて、軍国主義の教育の真っ只中にいた。チュウを思うと、筆者のいうように、優等生とは正しいとは何かと問いたくなる。 教育だって、変わる。無様に逃げて逃げて生き残ったことは正しいと思えるだろうか。逃げる場所もなく焼き殺されたことは、逃げずに立ち向かって玉砕することは正しいのだろうか。 自分の声が分からなくならないように、九官鳥になってしまわないように、そんな小国民が生み出されない世の中にしないといけない。
  • 2026年8月22日
    塞王の楯
    塞王の楯
    気になっていたものの、大変な分厚さに震えながら、浸りきりたい…!と挑戦。 2週間少しずつ読み進めてついに読了。 しばらくは石垣の技術者の物語で、絶対に負けない・崩れない完璧を目指しているんだと思ってた。 けど、戦国の時代に戦をしない彼らがどう守るか、そして、何を願いなぜ守るのか。その先に何があるのか、誰もが時代に振り回されて生きている時代に、何を正解にするのかを矛盾した関係が描き出してて、もう、なんか、圧倒された。 あの時代の、武士じゃない人がどう生きていたのかも垣間見られて、確かに因果は回って、憎しみも悲しみも続くけど、京極家のような心安らぐ縁も確かにあったんだろうな〜。 あともう完全に荷方の体力気力が半端ない。
  • 2026年8月1日
    八本目の槍
    八本目の槍
    武将伝で飽き足らず豊臣兄弟に近い7本槍さんと石田三成の本を見つけてしまい歓喜! 全然詳しくないから登場人物に毎回新鮮に学んでたけど、やっぱりそれぞれの人生も追い求めるものも違って、それを分かりやすく書き分けてもらえるからすんなり読めちゃうのね〜〜ありがたい! 石田三成ってどう生きたのかが本人視点じゃなくて、どう生きていたかを7本槍さんたちと辿って、一緒に紐解けて楽しかったな。帯にあったけど、読み終わったらやっぱり三成さんのこと大好きになってた。熱い男だよ三成さん。
  • 2026年7月1日
    戦国武将伝 西日本編
    やはり今村先生の作品に触れたくなる今日この頃。 ちょうど豊臣兄弟を毎週楽しみにしているので、戦国時代をよりお近くに感じたくなりました〜。 こうした戦国武将を少しずつ知るのも素敵ね。今気になってる豊臣秀吉も出てきて、これまた牛蒡がいい働きをするんだけど、お人柄とか温もりを感じるいいお話だったなあ。なんだろう。今村先生のお話は全部そうなのか、武将伝だから敵国同士もでてくるけど、みんな同じように人生があって必死に生きてて、ただ少し生まれとか信じるものが違うだけなんだな。 ただこの時代の人たちは現代よりもより真っ直ぐ、素直な気がする。
  • 2026年7月1日
    東京會舘とわたし(下)
    これは上下巻そろって読むとまたさらに感動した。 時代が変わっても、立場が変わっても、東京會舘は変わらなくて、重ねた想いの数だけ特別な場所になる。 戦時中の結婚式のお話が一等好きだったな。 あーでもバーカウンターのお話も本当に素敵だった。全く違う時代で、もちろん置かれた環境も違うけど、それでも共感できるのは小説のおかげだ。 「わたし」がそれぞれいて、「あなた」にもなる。だからこそ、東京會舘をより深く強く感じられて、嬉しくなった。
  • 2026年7月1日
    東京會舘とわたし(上)
    大正11年の創業とみて、ただいま大正ロマンハマり中のわたくし勢いよく手に取りました。 長い長い時間を、多くの人のかけがえのない思い出を、たっくさん見て、感じて、想いの中に静かに存在している強さを感じた。 私にはまだないけれど、世代を越えて、特別な場所であり続けて、帰れる場所があるのはいいな〜。そして現代まで慈しまれてきた、その歴史の中を感じられるお菓子やレストランがあるの素敵!次の東京観光ではお目にかかりたい。
  • 2026年6月20日
    女の子たち風船爆弾をつくる
    「東京宝塚大劇場」と「風船爆弾」という文字に驚いて手に取った本。初めはどう読むのか分かりづらかったけど、これは戦時中を生きたわたしの、わたしたちの物語だった。 特別じゃない、志願したわけじゃない、ただ、あの時代を行き、「無力じゃない」と信じて、そんなこと思わなくてもただあの時代を生きたわたしたちのお話。 そして、時代に翻弄されながらも舞台を捨てなかった少女たちのお話。 被害に遭っても生命を亡くしても名を残すこともない、でも、多くのものが犠牲になり、失い、そして、殺人兵器をつくっていた。自分の意思じゃない、やめることはできなかった、でも自らの手でつくった兵器で人を殺していた。女の子だけど、だから、子どもだけど、だから、戦争をするということは、そうゆうことだ。春が来て桜が咲いて、散る。繰り返した延長線の先にわたしがわたしたちがいる。あの時代を生きた、わたしたちがいる。
  • 2026年6月11日
    やめるときも、すこやかなるときも
    家具職人さんのお話。ガラス作家さんのお話に続き、見たことのない世界、見ている景色、当たり前が違う物語を読むたびにだから小説っていいよね〜の気持ちになるなあ。 過去の想い出を抱えながら、現在の痛みを背負いながら、みんな生きてて、失くしたものを見つめ続けるのはあまりに辛いけど、目を逸らし続けるのはもっと辛いのかもしれない。 今は安価に大量生産された家具が手に入るけど、誰かを思って作られる家具は生命をのせてずっと継がれていく。ぬくもりと、やさしさのある一点ものを探しにいきたい、そして出迎えたくなったお話だった〜!
  • 2026年6月5日
    アカガミ
    アカガミ
    最近出会うことに面倒が勝り、お見合いがあった時代は楽だったのでは?と思っていた私にぴったり、ではないかもだけど、近しい本でついつい手に取った。 少子化が進み続けた先のお話。 読み進めていて実はなんで画期的な制度なのかとのめり込んだほど少子化を止めるにはこれしかないのでは…と感じていた。怒鳴り込んでくるのもただの僻みではと。同じように。 無償で与えられるものには見返りが必要だと誰かが言った言葉がよく沁みた。絶滅危惧種、読み終えて余韻に浸る間で、文中にでてくる言葉の意味が分かる。 人権とは、生きるとは、愛するとは、守られたカゴの中では、作られたものに過ぎないのかもしれない。
  • 2026年6月2日
    瞳のなかの幸福
    瞳のなかの幸福
    "自分だけの家を買った"という文字で惹かれた。でもこれはもう猫の愛の物語だった。猫というか愛、猫そのものが愛、愛という名の猫。最近よく聞くようになった愛猫家そのもので感服した。気まぐれで小さく、何かをくれるわけじゃないと思っていたが、大きな間違いだったらしい…。贈り物のような存在が、その人自体をも変えていく。あったかいお話だった。
  • 2026年5月22日
    乱れる海よ
    乱れる海よ
    「生まれてきたからにはこれだと言える仕事があるはずだ」という言葉に惹かれて。作家の視点、記者の視点、そして、仕事をした者の視点。素晴らしい作品に出会えた〜最後に、編集からの言葉で確かに美化されたものではなくなり遠くただ実際に起こった事件として捉えられた。裁判でもあったように、今読むとなぜそこまでしてアラブのために悲惨なことを、と、思うが、最後に掲載されていた遺書から悠々と漂うように真っ直ぐに信じるものが伝わってくる。今の私と同い年、精神と肉体を鍛え上げ、深く深く潜り込み、戻ることはない船に乗った彼を忘れない。
  • 2026年5月20日
    夏日狂想
    夏日狂想
    窪さんの文章がたっぷり読みたくて借りてみた。本当にどっぷりと浸って、こんなにも素晴らしい小説に出会えてよかったなあって思ってる。眩しい「器量よし」な幼きころから激動の時代を生きた人生そのもので、長い長い時をかけたけど、でも足りないくらい濃く、夢に恋に戦争にそして愛に、愛にとにかく満ちていた。息子が亡くなった時、夢を諦めた時、大きな瞬間があっさりと文章で綴られているけれど、なのにそこでしばし止まって情景が浮かぶのがその隙間が好きなのかもしれない。水本のモデルとなった詩人の詩が読みたい、愛し続けた人の文章が読みたい。ああまだ余韻の中にいて、どっぷり浸っているらしい。 あとやはり戦争はしちゃいけない。と強く思う。そしてちゃんと生きよう。夢も叶えて、恋もしよう。
  • 2026年5月13日
    「女子」という呪い
    女のという性別に生まれたからには読んでみたかった本。 うーん確かに分かる分かる〜と思いながら読み進めフェミニストって気取ってそうって思ってたことも、ある種呪いだったのかとふと気づかされる。 この世界で生きてきたからには、「勝手にリングにあげられ勝手に期待される」に代表される理不尽や生きづらさは逃げられないけど、呪いを解く方法は男女問わず「性別を入れ替えて仮定すること」というのは非常に理にかなっている。諦めるんじゃなくてまずは自分の中だけどフェミニストを始めよう。
  • 2026年5月3日
    マリエ
    マリエ
    「結婚」がずいぶん身近になる年齢で、つい、読んでみたくなる見出しであり…。 結婚ってしなくてはいけないもの?実際いいもの?その選択を失敗したらどうする?などぐしゃぐしゃになっていたが、「どう生きたいのか」そのものを考えさせてくれたように思う。 かっこいいマキさんも、元夫も、由井くんも、本田さんも、それぞれに模索しながら生きていて、こうみるとどの人生も失敗じゃなくてゴールもないのが当たり前だと気付かされる。形として決めるんじゃなくて、どう在りたいかをもっと考えないといけないんだと感じた。
  • 2026年5月3日
    いつか月夜
    いつか月夜
    昼便の長距離バスの中で一気に読んだ。 物語の最後の方でもあったけど、本当に長い時間が流れているように感じで、みんなが自分の道を選んで成長していて、でも強制されるでもなくただ一緒に歩いて人生の水溜りみたいなところでゆっくり見つめ直してるようにも感じた。面倒だと思いながらも熊を慈しんでいる有希子さんも、じゃあ付き合ってと言われても答えられなかった實成も、面倒ごとが放っておけない松江さんも。この物語で生きている人たちのように、自分のためじゃなく、でも相手のためでもない、そんな歩き方ができたらいいな。
  • 2026年4月30日
    サクッとわかるビジネス教養 新地政学
    多分これの旧版の可能性がありますが、こちらで失礼。もう一冊地政学を学び、こちらで2冊目に。 自分に教養がないことをつくづく思い知らされるようでしたが、不明確で不安定な時代だからこそただやみくもに不安になるんじゃなくて、正しく不安になりたいと思った。 しかし、とっても面白かったしこれからも学びたい。2018年出版と、2020年出版の2冊を読んだのだが、今にも充分通づる内容で、国際問題の根本をふわっと理解できた気がする。
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