夜井
@beginner_reading
2026年9月23日

悪の教典(下) (文春文庫)
貴志祐介
読み終わった
上巻は凄く面白かったけど、下巻は最悪だった。この最悪は面白くないという意味ではなく、サイコパスすぎて見てられないということ。『黒い家』でも同じような感想を書いたが、緊張の高め方はとても面白いのに対して、殺戮が始まってからは呆気なく人が無惨に殺されていき、恐怖心はあるものの上巻のような日常に潜む悪意というより非日常的な感じになり怖くなくなった。蓮実は賢すぎて犯行がバレたらすぐに精神疾患をよそい始めてたちが悪いと思った。こういう精神に異常をきたしていたら罪が軽くなるというシステムは毎回見るたびに胸糞が悪すぎて苛々してしまう。