
夜井
@beginner_reading
読書初心者です。
読書の記録をつけたほうがいいかなと思い始めました。よろしくお願いします!
- 2026年9月23日
悪の教典(下) (文春文庫)貴志祐介読み終わった上巻は凄く面白かったけど、下巻は最悪だった。この最悪は面白くないという意味ではなく、サイコパスすぎて見てられないということ。『黒い家』でも同じような感想を書いたが、緊張の高め方はとても面白いのに対して、殺戮が始まってからは呆気なく人が無惨に殺されていき、恐怖心はあるものの上巻のような日常に潜む悪意というより非日常的な感じになり怖くなくなった。蓮実は賢すぎて犯行がバレたらすぐに精神疾患をよそい始めてたちが悪いと思った。こういう精神に異常をきたしていたら罪が軽くなるというシステムは毎回見るたびに胸糞が悪すぎて苛々してしまう。 - 2026年9月18日
悪の教典(上) (文春文庫)貴志祐介読み終わった凄く面白い。違和感や恐怖を徐々に積み上げていくのがうまい。貴志祐介さんの著書を読んでいると、一見無害そうに見える人や人当たりの良さそうな人の方が恐ろしいということがよく分かる。上巻の中だとハスミンが高校1年生のときに優実を自殺に追い込んだ不良の腕を捻りとるところが一番読んでいてキツかった。最初の方のハシブトガラスのフギン(思考)を殺したくらいから段々ハスミンに対する狂気に気づき始めた。ここで思考が無くなったと考えると下巻でいつかムニン(記憶)も殺すのかな…。ハスミンが2年前に勤めていた高校で連鎖自殺が起こりその時に亡くなった生徒達はハスミンを訝しんでいる子達でその子達とリンクするような存在の片桐と圭介と雄一郎が自殺偽装で殺されそうで怖い。ハスミンの黒さに勘づいたハリーが行動を起こし始めたらすぐに消されるのも怖い。ハリーはハスミンとの対戦相手だったから今後もハスミンを刺激する敵になるのかと思っていたら、あっさりやられた。 - 2026年9月16日
そして誰かがいなくなる下村敦史読み終わった推理小説の読書歴が少ないので、小説内で述べられているような、「これは推理小説における古典的なトリックの1つ」みたいな発言に毎回「へぇ〜」と思いながら読んでいた。名作のトリックのネタバラシがされるので名作は早いうちに読んでおくべきだったなと思った。色々物語の人物とかが伏線で繋がりすぎて伊坂幸太郎の『アイネクライネナハトムジーク』くらい繋がるなと思った。推理小説はトリックとかが被らない様に考えるのが大変そうだなと思った。 最後のアナグラムすぐに分かりましたよ。貴方のことだったんですね。 - 2026年9月9日
- 2026年9月2日
日の名残りカズオ・イシグロ,土屋政雄気になる - 1900年1月1日
イン・ザ・ミソスープ村上龍読み終わったホラー小説だと思って借りたら、純文学だった。第2章の前半くらいまでは自分が求めていたような人怖の内容。この小説を読んで改めて静かな人の狂気というか冷静な怖さを感じた。『黒い家』のおじさんみたいな怖さがフランクにあった。真ん中ら辺のグロ描写以降は純文学していた。フランクが言っていたことが凄く自分に刺さった。これを読んで落ち込んでさらに暗い気持ちになった。ホラーは落ち込まないという良い点があったのだが、フランクが言う退化している人の特徴が自分のことを言っているようで嫌な気持ちで読み終えた。 - 1900年1月1日
八つ墓村 金田一耕助ファイル1横溝正史読み終わった面白かった。。55年前に出版されたとは思えないほど、今の人が読んでも楽しめると思う。今までに自分が見てきたミステリーの元ネタみたいな要素がたくさんあった。ひぐらしのなく頃にというアニメが1番近いように感じた。誰が犯人かは最初の方で意外とこの人ではないかと気づいていたが、何度も揺さぶられ、結局その人だった。名探偵津田の第2話の話にも大まかな展開が似ていた。閉鎖空間の村というのが自分の恐怖対象であった。地下があるというのが怖すぎた、金田一耕助という名探偵がいるはずなのに肝心な時にいないので人がどんどん殺されていく、名探偵が出てくるなら怖くないのでは?と思っていたが、久々にこれだけの恐怖を感じた。誰も信じられない。孤独。こういうのが自分は怖いと感じるのかもしれない。村の監視社会の恐怖。村が怖い!色んな伏線がどんどん繋がっていく感覚が凄くて読むのが飽きなかった。最後に読者の疑問を解決していくところがあるのでモヤモヤしなくて良かった。終わりが蛇足に感じる人もいると思う。こんな面白い小説がまだあることが嬉しくて堪らない。 - 1900年1月1日
変身フランツ・カフカ,川島隆読み終わったグレーゴルが一家を支えていたが、虫に変わってしまい、死んだ後に実はグレーゴルがいない方が一家としては良かったのではないかという解釈。グレーゴルが虫になって仕事ができなくなったことにより、他の家族達が各々で頑張った結果グレーゴルに支えられていた生活よりもいい生活を手に入れた。グレーゴルに対するグレーテの反応が引きこもりになった子供と親みたいで嫌でした。 - 1900年1月1日
殺戮にいたる病我孫子武丸読み終わっためちゃくちゃ面白かった。初見で結末まで読んで頭が謎だらけになって解説読んだ後、これはすごい構成だと実感した。名作をネタバレくらう前に読めて良かった。ところどころ出てくる矛盾点だと思っていたところが結末から導き出される視点で見てみると全てが違ってきて話の筋が通るのかもしれない。勘が良い人は色んな伏線から答えを導き出せたのかもしれない。同じ日のはずなのに服装が変わっていたりして、あれれと思ったり。今思えばあの描写おかしいなというところがいくつかある。2,3の被害者の身体の切断の描写がリアルでキツかった。血が出るならいいけど、黄色い脂で切れなくなるとか。 - 1900年1月1日
火車宮部みゆき読み終わったクレジットカードの怖さを再認識した。多重債務に追われる人の性格が自分みたいな人が多いと出てきて気をつけなければいけないと思った。"自己破産"これは皆が知っておくべき言葉だなと思った。少しの手がかりがどうにか繋がっていくところに緊張感があり、面白かった。 - 1900年1月1日
四畳半タイムマシンブルース上田誠,森見登美彦読み終わった『四畳半神話大系』の続編で物語を終わらせに来た。しょうもないことで大騒ぎするのが良いところ。未来のことは全て起こっていて自分たちはそれを知らない。知らないということは何でもできるので自由というところがいいですよね。タイムマシーンものの物語であるあるなことをやってるけど、愉快な人達が面白い。薔薇色の学園生活とかよりも小津とかの友達がいる方が羨ましい。そして、主人公はそのどちらもとりやがった。森見登美彦さんの良いところは恋の行く末を読者に見せないというところ。ドラえもんをずっと感じながら読んでいた。 - 1900年1月1日
怒り(下)吉田修一読み終わった一度人を疑うともう元の関係には戻れないんだなと感じた。この人が絶対犯人だ!と思った人はことごとく違った。読み終わった後に喪失感がある。優馬と同じくらい自分も直人が姿を消してから喪失感を感じていた。優馬と直人は本当にいい関係性だった。出会いは変だったけど。 - 1900年1月1日
怒り (上) (中公文庫)吉田修一読み終わった面白かった。家族3人を殺して現場に「怒り」という文字を残した犯人が1年以上逃亡している。4視点くらいで交互に話が進んでいくので読み飽きない。漁港と沖縄の民宿と東京と警察、それぞれの視点に素性の知れない男or女が登場する。この素性の知れない人が周りの人と上手く溶け込んでいっているが少し怖い噂が立つことも…。泉があんなことに遭ってしまうことは那覇に遊びに行くというところで恐れていたことだったので、本当になってしまい残念だった。吉田修一さんの著書で『パレード』が好きでその感じがこの本にもあるので読んでいて楽しい。人が人生を進めていく、自分だけかもしれないが、心が楽になる。泉の那覇での出来事だけが良くなかった。 - 1900年1月1日
砂の女安部公房読み終わった最初と終わりは読みやすいが、中間の砂の穴から脱出を試みて寡黙な女と衝突したり、部落の人から水を絶たれたりするところが読んでいてキツかった。人間の人間たらしい嫌な部分の描写が上手かった。あんなに砂から逃れようとしていた主人公が最後には逃げるのに使える鍵を敵に話したくてうずうずしているところからどうでもよくなったんだなと感じられた。嫌だと思っている現状でも慣れてから外を見ると案外嫌ではないと感じるのかなと思った。 - 1900年1月1日
ハサミ男殊能将之読み終わった面白かった。話の内容的に読み返したら理解が深まる系だった。400pくらいから話が複雑になるが、最後まで読んだら何となく理解できた。 心理の話が最近読んでる『ドグラ・マグラ』の話と似ていたからタイムリーだなと思った。磯部さんが周りの警察仲間から子供扱いされるノリが楽しそうだなと思った。 - 1900年1月1日
- 1900年1月1日
赤い部屋江戸川乱歩読み終わった作り話とはいえ好意的な行動で人を殺す方法があるというところが面白かった。お婆さんが線路を横断していて普通に渡ったら電車と接触しないが、「お婆さん危ないッ!!」と言うことによってお婆さんが立ち止まってしまい電車と接触してしまう。これは表向きでは好意による言動が招いた不幸だと判断されるが、もしその言動者がその裏を考えていたとしたら…。 - 1900年1月1日
- 1900年1月1日
- 1900年1月1日
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