
miko
@miko88
2026年9月23日

対話型AIの哲学
マーク・クーケルバーク,
デイヴィッド・J・ガンケル,
田畑暁生
読み終わった
これまでの哲学 (特に「ロゴス中心主義」とされるあたり) が「言語」「思考」「書くこと」に対して、対話型生成AIがそれらをどのように揺るがしうるか、という話
未来予測の話ではなく、これからどうなるかを考えるかの道具箱、という印象
「ロゴス中心主義」について理解していないけれども、本書の文脈ではざっくり「文章に対して、作者という権威が提示する『真実』が存在する立ち位置」みたいな話、あるいは二元論の話である、と捉えている
対話型生成AIが人間と変わらぬ文章を生み出せるにつれ「誰が書いたか」は重要ではなくなるかもと思う一方で、「何が正解であるのか/誰が正解を提示してくれるのか」についてはより求められるのではないか、という感じはあるのだよなあ……と思うところはある
個人的にはAIの進歩に伴い「知性」のゴールが動き続けているという話がめちゃくちゃ面白かった