わわわ
@blue-5787-1264
1900年1月1日
虫とゴリラ
山極寿一,
養老孟司
読み終わった
虫とゴリラの本、というよりも自然と向き合って生きてきた人たちが今の社会をどう見るかということを語っている、という方が近いと思う。正直抽象的すぎて途中理解が及ばない会話もあったが、一般的な現代人の生活をしている自分が「分からない」と感じる内容をこの2人は通じ合ってる、ということが大切なのかもしれない。もちろん頭の良し悪しとしてこちらの至らない点も大きいけれど、そもそもこの2人を前にしてそこを持ち出す方が傲慢な気もする。
言葉による蓄積、それによる情報化。それ自体は悪いことではないと思うが、過剰な情報への信頼により身体(実態)から離れてしまうこと、そしてそこを逆手に取られたときの脆弱性。言葉による人間社会の発展の寄与の大きさは計り知れないが、そこにモノがあるということは忘れないようにしたい。
以下、本書が敢えて外したと思われる言葉を入れて感想を書き留めておく。
人間の生活が変わったことによる弊害も生じているが、そこが変わらざるおえなかった経緯についても把握して、両方に対して目を瞑ることなく、折り合いをつく場所を模索ていくこと、その姿勢を社会全体で持つことが大切だと思った。