ほっこりver2 "QRコードの奇跡" 2026年9月24日

QRコードの奇跡
良本📕 イノベーション戦略の教科書 仕事でQRコードに関して詳しくなる必要があって手に取ったが、それ以上の学びがあった。 〈感想〉 熱く語ります QRコードはデンソーが開発した技術であり、 本来なら特許を囲い込んで利益を最大化することもできたが、「社会に広く使われることを優先する」 という道を選んだ。 これがなければスマホ決済も、物流も、チケットも、医療も、世界のQR文化は生まれなかった。 QRコードは偶然の産物ではなく必然 現場課題のヒアリング、ニーズとシーズの両面検討、STP分析、標準化戦略、ブランド戦略、グローバル展開… という、コンサルティング的なイノベーション戦略の王道プロセスを踏んでいる。 現場ナレッジもすばらしく、どれも“日本的ものづくり”の強さを象徴 ・ダメな時は原点に戻る → 問題解決の基本動作。リーン思考。 ・迷ったら考えるだけでなく、手を動かす → デザイン思考のプロトタイピング。 ・蒔かぬ種は生えぬ → イノベーションは「探索行動」が前提。 ・アイデアはリラックスしている時に出る → 認知科学的(デフォルトモードネットワーク) これらは製造業に限らず、あらゆる領域に通用する普遍的な仕事術である。 読んで良かった。 〈あらすじ〉 日本の製造業から生まれたQRコードが、 誕生 → 標準化 → 普及 → 世界インフラ化 するまでの約50年を追ったノンフィクション。 デンソーの現場での課題発見から始まり、 技術開発・標準化・ブランド戦略・グローバル展開まで、“日本発イノベーション”の全プロセスを描く。 以下メモ 日本の2025年のキャッシュレス決済比率は、経済産業省の新指標(国内指標)で58.0%(決済額162.7兆円) そのうち、 QRコードやバーコードを使用するコード決済の比率は10.2%(決済額約16.6兆円)
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