
読書のために生きる人@読書中毒
@reeding_holic
2026年9月24日
金閣寺
三島由紀夫
読み終わった
実際の事件を題材に三島由紀夫が書き上げた
小説だけあって、読み応えはあった。
実際にあった出来事を頭に置いたほうが楽しめたのかも知れない。
ある程度実際の事件を調べて
読んだらここは事実そのまま
ここはフィクション、創作だなぁと
わかって
そういう楽しみ方もできたと思う。
私はあまり何も調べず読み始めたので
波長があうまで少し時間がかかった。
200ページあたりから波長があいだし
読み進む手もあまり止まらずにすんだ。
しかし最後火を放つところの
シーンでは中々もどかしい描写が続いたので
やや減速
主人公の事件を起こす動機というのが
本当に作中語っているものから来ているというよりは、
屈折した反抗期のように思えてならなかった。
しかしながら主人公の心情が全くわからないというわけではない。
人間誰しも大なり小なり重なる少し曲がった考えは持ち合わせているのかもしれない。
それは陳腐な言い方をすれば劣等感という言い方もできるかもしれないが
そうではなくて
もっと人間的で薄暗いもののように思う。
ある種の執着かもしれない。
いき過ぎたそういう感情の末の行動だったのか?