金閣寺
83件の記録
おかゆ@okayu__852026年1月6日読み終わった読書日記2026年初読了本! といっても昨年からの年またぎですが。 初めての三島由紀夫だった。三島にとっての「美」が他の作品でもどう描かれているのかが気になった。早く他の作品も読みたい。 自分を縛る「完全なる美」を焼いて共にこの世から去ろうとするのではなく、これから生きていく為に「完全なる美」を焼くのか。別離、ともまた違う?
おかゆ@okayu__852026年1月5日読んでる昨年の新潮文庫プレミアムカバーで買っておきながら、いまだにちびちび読んでる金閣寺。他に図書館で予約した本が合間合間に入り込むから昨年中に読み終えられなかった。今のうちに読み終えたい。
yuki@yuki00462025年12月30日読み終わった初めて三島由紀夫の小説を読んだ。 主人公がただただキモかった笑 いたす時に金閣寺浮かんでくるって何?笑 けどキモいのに、情景や人間心理を丁寧に綺麗に描写していて世界観に引き込まれて、三島由紀夫の文章の美しさや文学の面白さを感じた。 普通は音楽、風景、絵画などの事物に触れて、何となく美ってこんなものかなと自分で学んでいくと思うのだけど、美ってこうですよ、って定義というか枠みたいなものを最初から与えられちゃうとそれに囚われすぎちゃうのかな? そうすると実体験と美が結びつかないというか、これ俺の知ってる美とちゃうねんなぁ、、、的な感じで上滑りして気持ち悪くて苦しいのかなぁ。 自分で作り上げた認識じゃなくて、人から与えられた認識で生きてるってことかな? そう考えたら主人公がキモいんじゃなくて可哀想に思えてきたなぁ、、、 最後に人から与えられた美を破壊できた主人公はどんな人生を歩んでいくのだろう。
kasu.@11uyksm2025年11月29日読み終わった文庫本積読くじ積読くじ、8作目📚 ー「美は・・・・美的なものはもう僕にとっては怨敵なんだ。吃音と醜い外貌に悩む学僧・溝口にとって、金閣は世界を超脱した美そのものだった。ならばなぜ、彼は憧れを焼いたのか?ー 正直読み始めはかなり苦戦。難しい…。 中盤くらいからは何となく理解出来てきて、後半はチャットGPTの力も借りつつ無事読了。 三島由紀夫という人物は「自死の仕方が大胆」なイメージしかなかったけれど、「三島文学」に触れてみて三島由紀夫の思想にも触れているような気がして考え深かった。 🔥「俺たちが突如として残虐になるのは、たとえばこんなうららかな春の午後、よく刈り込まれた芝生の上に、木洩れ陽の戯れているのをぼんやり眺めているときのような、そういう瞬間だと思わないかね。」(P.135) なぜだかここの部分が三島由紀夫らしさ(生き様)を感じた。 〜ここからはチャットGPTとの会話を抜粋〜 👩 旅行、凶。西北がわるし。と書いてあるにもかかわらず、西北へと旅をしようと決めた場面。天邪鬼な行動をしているのに御神籤で行き先を決める神頼みな一面が幼稚さと苦しみを描いているような気がして複雑だった。(P.229) 📱・運命に逆らうことで運命に従おうとする。反抗まで含めて、神頼み になっている。 ・幼稚さの正体は🔸御神籤に従うと「神のせい」🔸御神籤に逆らうと「逆らった自分は特別」どっちにしても、溝口は 自分を特別な存在にできる。だから御神籤に依存する。 ・苦しみの正体、「俺はただの負け犬じゃない」という幻想を作る。御神籤はそのための道具。 🔥この矛盾が金閣寺を焼く衝動につながる 👩 神隠しにあったように消えよう(旅に出よう)とする溝口。誰からもみないふりをされる溝口。自分を金閣寺の一部だと思っていて、そこから自分一人だけが奪い去られる必要があると思っている。なんだか溝口が少し気の毒に思えてきた。(P.229) 📱・ 自己否定と自己救済が同時にある。👉 無視される普通の消失ではなく、意味ある消失にしたい。 ・「他人が自分を無視している」👉 世界に拒絶された少年が、絶対の美に愛を求めている。 ・ 「自分も金閣寺の一部だ」これはとても切ない発想。家族にも所属できない、社会にも所属できない、友人にも愛されない。だから美にだけ所属しようとする。そこから「一人だけ奪い去られる必要がある」と感じるのは、愛しているのに拒絶される痛みの裏返し。 ・溝口は、自分の居場所をどこにも見つけられなかった。👉生きる意味を「金閣寺」という幻想に依存するしかなかった。 👩 「私の胸は高鳴った。出発せねばならぬ。この言葉はほとんど羽ばたいていると云って良かった。私の環境から、私を縛めている美の観念から、私の轗軻不遇から、私の吃りから、私の存在の条件から、ともかくも出発せねばならぬ。」ここが結構好きだなって思った!溝口の全てが詰まっているような気がして。早く解放されたいんだろうなぁと。とにかくワクワクしている、心浮かれている溝口が想像できた。(P.230) 📱 ・「私を縛めている美の観念から」👉美こそが彼の呪いであり救い。 ・あなたはこう言った「とにかくワクワクしている、心浮かれている溝口が想像できた。」 その「ワクワク」は、希望だけのワクワクじゃない。苦しみに押し潰されて、ようやく手にした『抜け穴の興奮』に近い。 👩 「母を醜くしているのは希望。汚れた皮膚に巣喰っている頑固な皮癬のような希望、不治の希望であった」といっていたけど、母からの期待が溝口にとって重荷に感じていた?そんな母への嫌悪感を身体中がむず痒くなるような気持ち悪さ(比喩として皮癬を述べた)をいっているのかな?(P.252) 📱 ・皮癬(ひぜん)という比喩の気持ち悪さ。この比喩は三島が“母への嫌悪”を身体感覚にまで落とし込んだ表現。 ・「母の希望」が溝口にとっての呪い👉期待されることが、彼の自己嫌悪を刺激する。 ・母への嫌悪+自己嫌悪の投影👉溝口は母が嫌いだから醜く見えるのではなく、自分自身が満たされていないから、母の希望が痛みとして返ってくる。 ・母の希望は優しさの形をした“圧迫感” であり、溝口の孤独をより深くしていく。 👩 溝口は金閣寺を燃やす前に童貞を捨てておきたかった?捕まる、または自死しようとしていたから、その前の思い出作りって感じなのかな?そしてやたらと女性の中に有為子の影を探しているよね。(P.279) 📱・性欲そのものよりも “存在の証明が欲しい” という感情 に近い。性体験は「人としての完成」みたいな象徴に見えてしまう👉性を「存在の確かさ」として求める、という歪みだね。 ・「思い出作り」ではなく、“存在を確かめる儀式”👉 「自分はちゃんと生きたのだ」と確かめたい衝動 が強い。 ・なぜ溝口は「女性の中に有為子を見る」のか👉 「現実の女性」ではなく、「理想の美」を探している ということ。溝口は人間の女を好きなのではなく、「美のイメージ」として追い続けている。つまり、女性を「人」としてではなく、美の容器(器)として扱ってしまう。これは溝口の“美への歪んだ信仰”から来ている。 👩 「私は金閣寺を築いたおびただしい官能的な力の棲家だと思うのであった」 これはどういう意味?金閣寺は美の象徴だったのに、金閣寺の中に官能的な力が住んでいるって…「官能=美」でもあるのかな?(P.321) 📱・まず、「官能」はエロさだけを指す言葉じゃない👉 「官能的=性的」というのは一部でしかなくて、 文学的には“美に対して身体ごと震える感覚”みたいなニュアンスが大きい。 ・金閣寺は「完全な美」=「人を圧倒し、支配する官能の力」👉美は官能と同じくらい人を支配し、狂わせる力を持っている。だからあの一文は、金閣寺には、美(=人を圧倒する官能的な力)が宿っている。『そこは官能のエネルギーそのものの住処だ。』という意味。 ・金閣寺は溝口にとって🌟美の象徴🔥官能の象徴⚡️支配と強迫の象徴。全てが重なっている存在。だからこそ、彼はあれほど金閣寺に囚われてしまう。 🚬そしてラストのあの一文。(P.330) なんだかやるせない気持ちになった。 溝口に幸あれ。 🔥「三島文学」について ・三島文学=「美」と「生」と「死」の三角形をめぐる文学。 もしかしたら三島自身が何かコンプレックスを抱えていたのかなぁと感じさせる。 作中に出てくる柏木という変わった男もまた身体的ハンデがあるにも関わらず、それを武器として扱っている強さを持っている。そこに憧れる?溝口も本当はそうなりたいと思っているんじゃないかなと。 「その後の溝口がどうなったと思う?」ってテーマで読んだ人に聞いて回ったら、十人十色の回答がありそうで面白そうだなぁなんて。
米谷隆佑@yoneryu_2025年11月22日読み終わったこの作品を、私は「童貞の文学」として読んだ。 精神的な未熟さの象徴としての吃音、女性との性的不能、執拗に追い求める美の権化(それは抽象的な容れ物に過ぎない)、強烈な——あるいは極めて純粋な——他者の影響を受けやすい多感さ、自らの傷を舐めてしまう野生的な癖、破綻した金銭感覚、不登校。成年になることができない主人公が、金閣寺を燃やすと志願しながらも、その達成を自ら遠ざけていく。そうした伏線を幾重にも張り巡らせながら、細部の文体を戯曲的に練り上げた最高峰の文学として読むことができる。 ところで、三島由紀夫が得意とした唯美的な文体——その読みごたえといい、飲み込みにくさといい——この厄介な文体を理解する手がかりとして、「ただ一度きりしか使わない辞書的な言葉」を配置する手法が挙げられるだろう。ぼくはこれが苦手だ。というより、この文体が美しいことを前提として認めつつ、やはり読みにくくなっていて、好きになりがたいのである。これは、日本語が美しい、というのだろうか。詩的な短文を軽妙なリズムで読ませる方法論に、ぼくがまだ十分な理解を持っていないせいかもしれないが、官僚的な言い回しと詩人的な言い回しの両得を図っているのではないか、と邪推してしまう。 三島由紀夫の思想が既にインプットされた状態で読む『金閣寺』は、主人公の独白を利用して作家自身の思想が露呈される作品として読み替えて容易い。だが、彼の市ヶ谷での「結末」を知ってから読む本作——それを知らないうちに読みたかった気持ちが強く、連載当時、刊行されて間もない頃の熱気に晒されてみたかったと思うので、本当に残念でならない。 金閣寺を燃やす、という大胆な発想が、芽吹きつつある主人公の思考を借りて暴かれていく様は、実にわかりやすく読み応えがあると言えよう。実相と抽象、内部世界と外部世界の統合、そして記憶と認識と行為。ここで語られた哲学は全て、現代においても色褪せない道理をもって語られている。先駆的に書かれたという若き挑戦に価値を認める。細部に至るまで力を込めて書かれた文章に打ちひしがれた文学青年はきっと、彼の思想に基づいた生き方を想像し始めるに違いない。 これは、未熟さを強気に書いた作品である。だから根底にあるコンプレックスを認めるまでの過程が、下手くそに、強烈に、男性性的に破壊されて描かれる。歳を取ったときに読むと、また別の感性から思うことが変わるだろう——それが楽しみだ。
yt@yt2025年11月15日読み終わった「そこで小さな夏の花を見て、それが朝霧に濡れておぼろな光を放っているように見えるとき、金閣のように美しい、と私は思った」(p29) 最初はこの程度の美しさだったんだが。 「しかしそのときの感動は、どんな解釈をも拒んだ」(p67) 妄想を加速させる出来事が随所に配置されて。 「感覚はおよそ私をあざむいたことがない」(p251) とうとう、もう誰も止められなくなった。 妄想なのに何か必然めいてくる筆力がすごい。 「菓子パンと私との関係」(p305) 人間こんなこと考え出したら要注意ですな。









- W7Ed@4nTeG00N2025年9月14日買った読み終わった柏木の理屈が全く頭に入ってこず、性格も嫌いなので読むのに苦戦。嫌いなのに何度も読んでしまった(笑) 三島由紀夫デビューなのだけど、文章の美しさ、というのも体験した。金閣寺の闇や月光、吃音のもどかしさを通して表現される心と言葉の時間的距離などは心に深く響く。だけども、三島由紀夫が好きか、といわれると、正直わからない。すきじゃないかも。


ゆい奈@tu1_book2025年7月2日読み始めた7月の姉たちとの課題図書。きょうも労働後、子の寝かしつけまでの過程と、保護猫たちのお世話をノンストップでして、日付がかわってしまう。抱っこだいすき甘えた子猫ちゃんを抱っこしながらreadsを触って本を読んだ気になったりしていた。なんやかんやと落ち着いたのでお風呂にはいり、今から布団で読んで寝る。たぶん3行でおちる。









natsu@natsu2025年3月22日読んでる@ 自宅ベッドで読んで眠くなってきたところに主人公の両親の秘密が一つ暴かれて目が一気に冴えた。 私も主人公にとっての金閣寺のように、崇拝するように好きなものがあるから、結構重ねて読めてる。面白い。


amy@note_15812025年3月16日かつて読んだ感想名作に対して不敬極まりないのだけど、主人公が激しい芸能人のオタクのように思える。 寝ても覚めてもあの人のことを思い、自分の思い通りにならいっそのこと……!みたいな。 俗っぽいというか身近にある理解がしやすいテーマで見ると熱烈なファンとその狂気に当てられる崇拝対象だよなあ アイドルオタクの人とか刺さりそう 視覚情報を美しく綴るのはさすが三島由紀夫ですね……


インテルメッツォとカプリチオ@kaoriiiyama12032025年3月8日JKの娘が「メンヘラのお坊さん」と端的にまとめておりました。拗らせ非モテの内面に共感しちゃうのは何故なのか。でもね、三島はあのラストがキモだと思うの。最後の一文。誰か共感してほしい。
猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ秀でた文章力に圧倒された。三島由紀夫の集大成とも感じられる作品だが、中々に読み解くのに苦労がいる。また読み返して、その時の自分自身に再び感想を問いかけたくなる。
若鮎ひかり@wakaayuhikari2025年2月17日読み始めた@ 飛行機元旦にブックオフで購入。三島由紀夫にたびたび挑戦するものの、2ページくらいで断念してばかりだったが、今回は10ページ以上読み進められている。常夏のフィリピンへ向かう機内で読んだのがよかったのか?
お茶タイム@liwl_u_iilfse2025年2月17日買った読み終わった久しぶりの純文学 すきだなぁ金閣寺というか三島由紀夫 文章とっても綺麗 頭の中が細かくてよくこれを文字にして読ませているなぁとざわつくのに落ち着く
喜楽@kiraku2025年2月8日読み終わった再読圧倒的青春小説。主人公の受動的態度や臆見は子どもの暗い面を的確に現しており、自分もこういう面があったと忘れていた過去を思い出させられた。 また、初めて読んだ時は、内飜足をもつ柏木は実存主義に被れた陰気な学生であまり善い印象がなかった。 ただ、再読してみると溝口や鶴川にとても優しい人間で、女性に対しても当たりの強いシーンが印象的だが、実は相談にものっている。柏木って良い奴だったのかと吃驚し、これが信頼できない語り手なのかと新しい読書体験だった。 登場人物の関係や金閣などの象徴の意味など焦点を当てて読みたい箇所ばかりであり、文章自体も流麗で何度も精読したい本だった。




























































