
イシイルカ
@ishiiruka0421
2026年9月26日

永遠と横道世之介 上
吉田修一
読み終わった
まるで映画のように、時間軸を行ったり来たりと、思い出のシーンのカットバック。記憶のコラージュ。
『国宝』もそうだが、文章によるカット割りの妙というか、読者の頭に映像が浮かぶ構成の手腕がお見事。
世之介がどうなったのか、結末をすでに知ってる第一作からの読者は彼の人生を追体験しながら、なんとも人懐っこくて魅力的な人間性に、ホロリとさせられる。
この世の中で一番大切なことはリラックスできてること
二千花との最後のいくつかのエピソードは流石に涙を禁じえない。
そしてドーミーの15年後。
なんでもない一日。 春の、夏の、秋の、冬の。 そんななんでもない一日みたいな人。
2026/07/12

