
もん
@_mom_n
2025年4月9日

改良
遠野遥
読み終わった
心に残る一節
読書日記
@ 図書館
夜勤明けで隣町の図書館へ。
眠気も吹き飛ぶ面白さで一気に読んだ。爽快。
p.43
カオリが少しだけ声を出して笑う。カオリの身体の振動が私に伝わる。人は笑うと振動するのだなと私は思う。カオリは私の言ったことがおかしかったというよりは、私が何を言ったとしても、あらかじめ笑おうと決めていたような感じだった。
p.106
だから、私がこの状況を受け入れようとしているのは、私を守るための一時的な反応でしかなかった。いつまでも恐怖や嫌悪を感じていたら私が壊れてしまうから、そうした負の感情をごまかすため、無意識に私を騙しているに過ぎなかった。
