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@reads-440410
2025年4月9日

ポースケ
津村記久子
読み終わった
「縁食論」のなかに引用されていたので手にとる。
奈良県にある設定のカフェの店主や、スタッフや、お客さんのゆるい関係性と、店では表れていない背景が描かれている。どんなバックボーンがあったとしても、ひととき家庭でも職場でもない第三の場所としてのカフェを持つ登場人物たちがうらやましく思えると同時に、そういった「場」というものは容易に消えうることを再確認。大事にしたいものは、大事にしないと消えるのだ、ほんとうに。