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@reads-440410
- 2025年5月24日
- 2025年5月9日沈黙する知性内田樹,平川克美読み終わった
- 2025年4月27日大河の一滴五木寛之読み終わった1998年発刊当時には新しかった話題は、やや古びてみえてしまう。だけれども、逆に法然、親鸞、蓮如の訴えや、仏教的な支えがある日本人観には、いまなお首肯できる面があると感じられた。 日本人は無宗教ではないんだな、まったくもって。
- 2025年4月25日ことばが劈かれるとき竹内敏晴読み終わったことばを日々難なく発していることが、こえにしづらい人にとってはどれほどの奇跡に満ちていることなのかを、しみじみと感じた。と同時に、ことばは他者と繋がるために身体性をもって発せられるものであり、声が届くということの中身を今一度考える機会ともなった。
- 2025年4月24日人生のレシピ 孤独を越える生き方五木寛之読み終わった10分で読める。孤独と孤立はちがう、孤独は老齢になったら特権と語れる人は強い。 他力の意味を初めて知れました。他力とは、生かされていること。 追記、著者は断捨離は良くないとの意見。高齢者が昔の思い出をおもいだし、磨いていくのに、モノは記憶のよすがとなるから、とのこと。ちょっとわかるかもと思いました。仕事もなく、自由な時間に何をするかの選択肢に「思い出に浸る」があってもいいよな、と。
- 2025年4月19日東京商店夫婦阿部直美読み終わった翼の王国の連載から、阿部了さんを知った。 東京だけなので、行くことはない商店たちだけど、昭和の香りがものすごく漂ってきたし、個人商店の矜持を(特にクリーニング店さん)感じました。
- 2025年4月19日ポトスライムの舟津村記久子読み終わったポースケの前作だが、こちらの方が現代人の生きづらさが切実すぎた。でも、こちらを読むとエナちゃんがイチゴを育てるくだりへの執着がわかり、それはそれで連続ものの面白さ。
- 2025年4月17日死ぬ気まんまん佐野洋子読み終わった佐野洋子さんのエッセイは初めて読んだ。 久しぶりに強烈な感性の文体に出会い、くじけそうになったものの、戦前生まれの人の逞しさはあまり触れたことのない生々しさであった。
- 2025年4月14日深い河遠藤周作読み終わったはじめて遠藤周作さんの本を読んだかもしれない。妻の死、神を信じる男と信じない女、生かされた意味を問う男…1993年の作品とは思えないほど古びない内容。まさに不朽の名作だった。
- 2025年4月9日ポースケ津村記久子読み終わった「縁食論」のなかに引用されていたので手にとる。 奈良県にある設定のカフェの店主や、スタッフや、お客さんのゆるい関係性と、店では表れていない背景が描かれている。どんなバックボーンがあったとしても、ひととき家庭でも職場でもない第三の場所としてのカフェを持つ登場人物たちがうらやましく思えると同時に、そういった「場」というものは容易に消えうることを再確認。大事にしたいものは、大事にしないと消えるのだ、ほんとうに。
- 2025年4月6日ひとの居場所をつくる西村佳哲読み終わった東日本ではかつて馬が農耕のパートナーとして活躍していたという。そうした土地の記憶を、ランドスケープとして残したいと行動した造園家が田瀬理夫さん。この本で初めて知った方なのだが、美しい風景とはそこに住んでいる人たちの日々の営みの集積だという指摘は、まさにそうであり、地方の景色が荒れていくのは手入れできないばかりか、そこに人がもう住んでいないからなのだろう。
- 2025年4月3日
- 2025年4月3日
- 2025年4月1日わたしの名店三浦しをん,西加奈子読み終わった食のことなど書かなさそうな朝井リョウさんが名を連ねていたので図書館で借りてみた。 やはり普段、食のことを積極的に書いてない作家さんのエッセイは、描写があっさりしているなという印象。ポプラ文庫だから読みやすさ優先なのか。表紙の絵は好きです。
- 2025年3月30日
- 2025年3月27日哲学 はじめの一歩立正大学文学部哲学科読み終わった
- 2025年3月26日
- 2025年3月26日日本人は死んだらどこへ行くのか鎌田東二読み終わった日本人の死生観が揺らいでいることを、コロナ禍前の2017年に指摘している。家族葬という、名前は慎ましやかだが、実際には葬儀業者のコンパクトで安価な儀式で葬られることへの、違和感の本質がわかる。亡くなった人は、家族のそばで見守っているとの感覚は、日本人やアメリカ先住民などに共通とのこと。ふうむ。
- 2025年3月25日縁食論藤原辰史読み終わった平野紗希子さんの著書内にて触れられていて、気になったので購入。旧式の家族観を押し付ける共食ではないかたちの「縁食」の実現を希う内容に、共感しつつも、さてどこから手を出すのかと考えると思考が止まってしまう。 たぶん、縁食を考えてみない?というテーブルを設けることが一番良い気がする。 場を設けること。
- 2025年3月25日私をくいとめて綿矢りさ読み終わった主人公の脳内に住むA という別人格とお話しすることで、安寧を保ってきたおひとりさまの主人公。が、一緒にいて心地よい他者と向き合っていくまでが描かれている。綿谷りささん、人気あるのが分かった一冊かも。
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