けんたろ "海から来るもの" 2026年9月27日

けんたろ
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@kentaro
2026年9月27日
海から来るもの
冒頭からずっと、違和感のある描写や発言が散りばめられてて、読む手が止まりませんでした。 ネタバラシ後の主人公の行動は、素晴らしかったです。すべての女性に当てはまるものではないとは思いますが、母性というものの逞しさ、尊さを感じました。こういう時の男性って往々にして頼りなくて、よく分かってなくて、勘違いしてて、私もそうなっているのではないかと自省させられたような気分になりました。 こういう話ってよく村単位になることが多いと思うのですが、今回は町単位ということで、ちょっと珍しいなぁと思いました。 家族を亡くすこと、特に我が子を亡くすと、こうなってしまうのかと考えさらされました。本作を読んでいる時点では主人公の考えに賛同するのですが、実際にそういう状況に置かれた時はたしてどうなのか。うーん、どちらの意見も分かるような気がして、なんだか切なくなりました。 怪異に遭遇している時などの描写が素晴らしかったです。まさに強烈な悪臭を感じたし、悍ましくて気持ちの悪い状況が明確に想像できました。 文量はそこまで多くないので、サクッと読めました。 因習ものが好きな方にはドストライクの作品だと思います。女性の強さ逞しさを読みたい方にも、おすすめです。
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