晴月
@tmm-sd
2026年9月28日

全訳 源氏物語 二 新装版
水口理恵子,
紫式部,
與謝野晶子
読み終わった
改めて現代語訳で読むとやはり感じ方が違って発見が多い。
明石の君は源氏物語屈指の幸運な女という感じで語られるけれど、本人はめちゃくちゃ辛そうで悩みが多い。可哀想‥。明石の君が京に上ってくる松風の巻がしみじみしていて面白かった。
紫の上と源氏は理想的な夫婦として描写されてるが、やっぱり彼女の立場も盤石でないからこそ嫉妬する女としての面が出てくるんだろうな。朝顔とかいいかげんにせいよという‥。こっちも可哀想。
そして秋好中宮や玉鬘というかつての恋人の娘に対するセクハラオヤジっぷりがまじでキモい。玉鬘は一心に父親の内大臣に会いたがってるのに‥信じられないくらい哀れ。
須磨への流謫を経て政界に復帰して都で重い地位を得ていく中で、どんどん源氏がキモいクソオヤジになっていくという‥。このへん、当時の読者的にはどう受け取られていたんだろうか?やっぱり源氏が素敵に見えるのか?わけがわからない‥。
