
パン·オ·ショコラ
@mw1122
2026年9月29日
モノクロの夏に帰る
額賀澪
読み終わった
借りてきた
戦時中のモノクロ写真をカラー化した『時をかける色彩』という写真集が刊行され、それを軸に短編集が四編。実際にあったら、見てみたい写真集だ。
あと十数年もすれば、当時の戦中を知る人はこの世からいなくなる。過去ではなく、歴史となって埋もれてしまう。その前に何かしなくちゃ。行動を起こさなくてもいい。意識するだけで、世界は違って見えると思う。そう気付かせてくれた小説。戦後80年のいま、本書を読めて良かった。
『世界はずっとカラーだった。写真に収まる瞬間に色が抜け落ちてモノクロになっただけ。なのに最初から色のない世界だったかのように感じてしまうのは、きっと、傲慢だ。
第一話
"君がホロコーストを知った日へ”より』








